君のことがだーいすき！【魔入間短編集】

エイトの女性問題に巻き込まないで！ ページ4

「一生のお願いッ！」


『絶対嫌だ！』


えー、今の状況を説明しよう。

僕の同僚であるイケメン
イフリート・ジン・エイトに女装を迫られています。


助けて…( ；∀；)


ことの発端は数分前に遡る…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

夕食後の教師寮でエイトは叫んでいた。


「めんどくさいのに交際迫られてんだよ。」


「うるせぇイケメン。勝手に振って勝手に刺し殺されろ。」


『同意見。』


「おい同僚が困ってんだぞ、一緒に考えるくらいしろよ！」


どうやらエイトはめんどくさい悪魔(メス)に絡まれたらしい。
さっきから助けを求めているがイケメンなのが悪い。


『いやほんと、一回刺殺されたらいいんじゃないかな。』


真面目に考えて！？とか言われてもしょうがない。
イケメンなのが悪い。(イケメン嫌悪)


「あーうるさいなー。いっそ彼女でも作って諦めてもらったら？」


ナイスツムル。


「いやそれもっとめんどくさいじゃん。」


『贅沢言うなよ』


「それな」


僕とツムルでエイトを総攻撃しているが、
本当にそろそろだるいから諦めて殺されてほしい。


「彼女作る気がないんだったら男に女装でもして貰えばいいだろ？」


いやいやイチョウ、流石にそれは…「なるほど！」…まじか。


『でも誰にやってもらうのよ。』


こいつ女装を頼めるほど仲良い奴いないだろ(失礼)
なんて思っていると


「「ツムルかAだろ。」」


と、見事にエイトとイチョウがそろって言った。


「はぁぁぁ！？やだよそんなん！
　てか何で俺たちなの！？ロビン先生とかでもいいじゃん！」


『ほんとだよ！僕たちが女装するとか誰得だっつーの！』


巻き込まれるのはごめんだ。ここは何とかしなければ…！


「いや、ロビン先生かわいいけど筋肉やばいじゃん。
　バレるわ。かといって女性の先生に頼むのも…」


『それは僕たちに喧嘩売ってんの？




　…買うよ？』


「「「それはやめて」」」


綺麗に声がそろったな、そんなにやだ？


「まぁ、理由はわかったけど
　それなら俺じゃなくてAに頼めよ。」


『はぁ！？』


「だって俺よりAの方が小さいじゃん。」


ｷﾞｸｩ←165cm


んまぁ確かに？僕の方がチビですけど？


『ツムルの方が見た目女の子っぽいし。




　幼女じゃん。』


「喧嘩売ってんの？」


売ってる。


「あぁ〜確かに。流石に幼女つれて俺の彼女、とか言えないわ
　イチョウじゃないし。」


「喧嘩売ってんの？」



デジャヴ

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