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『えっと、先生たちのこと
送り届けてたらお腹空いちゃって…』
最悪だ。
よりによってロビーに会うなんて。
「そっか、大変だったもんね！
本当はこの時間に食べるのは良くないけど
僕が夜食でも作るよ！」
おーまいごっと。正直言って嫌だけど
これも仕事の一環だと思えば…！
「できたよー！」
そう言って差し出されたお皿には
美味しそうな料理が。
お腹が空いていた僕は
目の前の料理が食べたくて仕方なかった。
ロビーにお礼を言い、いただきます！
と言って食べ始める。
口に入れた瞬間広がる旨み。
控えめに言って最高、とはこのことを言うのだろう。
ロビーも一緒に食べ始めて辺りは静寂に包まれた。
『…何か悪いことしてる気分。
こんな時間にお夜食何て受験ぶりだな。』
「確かにー！」
これにはロビーも納得の様子だった。
再びの静寂。美味しいなぁと思いつつも
やっぱり嫉妬してしまう。
(…僕はこんなに上手に作れない)
料理はできるけど、こんなに美味しいものは作れないから、
これはロビーが褒められる分野だ。
この分野だって、ロビーがいなければ…
ここまで考えてハッとする。
(今、僕は何を考えた…？
ロビーがいなければ…？
自分より優れているところがあるだけで、
そんな事考えるなんて…)
そう思うと、涙が出てきてしまった。
ただの嫉妬、ほんとに見苦しい。
わかっていても、
『ごめんなさいっ……』
嫉妬をやめられるほど
よく出来た悪魔じゃないんだ…。
僕が呟くと、ロビーはギョッとした表情でこっちを見てきた。
「え、っと…どうして泣いてるの…？」
戸惑いながらもハンカチで涙を拭いてくれる彼は、
嫌なほどに優しくて
涙は止まらないままわけを話した。
自分が嫉妬されている話を聞いていると言うのに、
何処までも優しい彼は
僕を責めることは一切しなかった。
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アリス - おん…？お気に入りが、また増えた…だと…？ (2月6日 17時) (
レス) @page34 id: 326cf2b718 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 受験頑張ってくださいね！ (1月29日 14時) (レス) id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - おお！おめでとうございます！僕も高校受かったらスマホ買ってもらえるので頑張ります！ (1月26日 21時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 後、最近ログインしました！ (1月26日 19時) (レス) @page29 id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こちらの作品も見ていただけると嬉しいです。 (1月26日 18時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Alicehomepage/
作成日時：2024年1月24日 6時
