君に届け ページ13
『またやってる…』
僕はカルエゴ先生に怒られて、
頭の上に本を乗せている同期を見てつぶやいた。
何であんなにグイグイ行けるのかな？
僕？無理無理。
上司には一歩後ろに下がって、線を引いてるからね。
僕の教育係であるバラム先生は向こうから
グイグイくるから拒みはしないけど、
ロビーの
それとも、こんなことをしながら
裏では仲が良いとか…？
・
『無い無い無い無いw
あの悪魔がバラム先生意外と仲良しとか「何の話だ？新任。」ｯｱ、』
気づいた時にはもう遅い。
僕もロビーと同じように、本を乗せる羽目になってしまった。
「あれ！A！頭に本乗せてどうしたの？」
『何でもないよ、ハハハ』
うん、都合の悪いことは
笑って誤魔化せってばぁちゃんが言ってた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ところ変わって教師寮
ロビーの作ったご飯を食べに食堂に向かうと、
着いた頃にはほとんどの先生が集まっていた。
「あー！まーたオリアス先生来てない！
呼んでくるので食べてて下さい！！」
ロビーはオリアス先生の部屋に行ったみたい。
自分用に用意されたご飯を咀嚼しながら考える。
正直なところ、羨ましいなぁって。
僕は末っ子で
年上が大好きだったから
ほんとは先輩にひっついていたい。
バラム先生がなでなでしてくれると
すっごく嬉しいし
もっともっとって言いたくなる。
でも、教師になったからには
ちゃんとしなきゃって、わかってるから、
だから我慢して
愛想の良いにこやかな笑みを振り撒いて
“いい後輩”
を演じるんだ。
他の先生からも美味しいと評判の
ご飯は、
僕の嫉妬と羨望が混じって
美味しくは感じなかった。
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アリス - おん…？お気に入りが、また増えた…だと…？ (2月6日 17時) (
レス) @page34 id: 326cf2b718 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 受験頑張ってくださいね！ (1月29日 14時) (レス) id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - おお！おめでとうございます！僕も高校受かったらスマホ買ってもらえるので頑張ります！ (1月26日 21時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 後、最近ログインしました！ (1月26日 19時) (レス) @page29 id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こちらの作品も見ていただけると嬉しいです。 (1月26日 18時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Alicehomepage/
作成日時：2024年1月24日 6時
