すとぷりとなら大丈夫

生きがいが ページ15

なーくんに聞かれたら、きっとすとぷりとしてやって行けなくなるだろう。

関わらない方がいい配信者だと思われるだろう。


さとみくんに聞かれたら、そんなんで甘えるんじゃねぇって言われるかもしれない。


ころちゃんは、、、


今まで築いてきた信頼とか、友情とかが崩れるかもしれない。
ころんとAのコンビがなかったことにされるかもしれない。



ネット活動でも失敗して…








そうしてまた独りで生きていくことになるんだな。









そういう恐怖と半分諦めのような気持ちを持ちながら話し始めた。





私の父親は小さい頃に亡くなってて

母親は仕事で海外に出張することが多く、

拠点も移動した。




だから、家にはいつも1人だった。



ある日、私の引き取り手がいないと可哀想ということになり、親戚に預けられた。


親戚の子供たちからは

Aが1人で完璧にやってるから俺らの立場がないんだよ

といじめられ





ストレスからの自虐行為もたくさんした。



生活のやりにくさから

高校生になった年に一人暮らしを始めた。





料理は食べれるものは作れるし


家事だって一通りはできる。


資金は親の遺産が有り余るほどある。





今までも独りで生きてきたようなものだし




何も問題などあるはずがなかった。





そんな中
ネット活動に興味を持ち始め、

配信をして、いつかは有名になるという夢をたてた。






これまでの家庭事情を活動仲間に伝えたことはなかったし、


これからもそのつもりだった。



同情なんていらないし


むしろ現実から逃げるための道だと考えてたのかもしれない。



ネットの世界なら現実は関係ない。

私が楽しい歴史だけを作っていけばいい。








でもばれた

初めて打ち込んで楽しいって思えるものも
今日で一気に崩れるだろう。



築き上げたものは全て崩れさり

また一から


なにか生きがいを見つけなくては…

ありがとう→←ゆっくりでいいよ

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