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_ジリリリリッ!




大音量の目覚ましが鳴る。

だが、私は起きないぞ。絶対に。




_ジリリリリッ!!!




目覚ましを無視して再び夢の中に行こうとしたとき…



?「うるせぇな!いつまで寝てんだ!!」



扉が勢いよく開いて私の幼馴染みが入ってくる。

名前は田噛。口は悪いけど優しい性格だ。



「眠たい…」

田「起きろって言ってんだろ」



私の布団を無理矢理剥がす。

布団にしがみついていた私はベッドから落ちた。



「いったぁ…田噛!」

田「起きないお前が悪い」

「酷い!私は眠たいだけなんだ!」

田「だからさっさと起きろって言っただろ」



冷たく言う田噛を横目にぶーっと頬を膨らませる。

田噛は溜め息を吐きながら呆れ顔で私を見た。



田「あと、その目覚ましの音量下げろって
この前も言わなかったか?」

「これくらいじゃないと起きれないし」

田「その音量でも起きてねぇだろ……ったく」



ビシッと指摘され肩をすくめる。

ちょうどその時、また勢いよく扉が開いた。



?「神影おはよぉぉぉ!!!」



ほとんど叫びとも思えるような声で入ってきたのはこれまた仲の良い平腹。

馬鹿で陽気だけど意外と頼りになる。



平「ありー?なんで田噛いんの?」

田「チッ…朝からうるせぇな……」

「平腹おはよー!今日も元気だね」

平「ふぉ?」



このキョトンとした表情が可愛いのも事実。

いい加減起きなければとベッドから降りた。



「あー眠いー」



そのまま普通に服を脱ぐ。

これもいつもの事だったのだが…



田「ばっ…着替えるなら言え!」

「え、何で?」

田「女だろーが…先に食堂行ってるからな……あーだりぃ」

平「えっちょっなんで俺までー!!?」



つい最近から田噛がそれに抵抗するようになってしまった。

そんなに私の下着姿が醜いのか…←

平腹は半ば引きずられながら部屋を出ていく。



「さて、後はシュシュで結んでっと…」



こうして私は食堂へ向かった。

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ゆっきい - 田噛がイケメソすぎて涙出てきたお、、、、、 (2016年9月17日 9時) (レス) id: 0db5e774af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:燐音 | 作成日時:2015年7月4日 16時

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