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私が硬直している間にも、なかむ君とぶるーく君のバチバチは止まらない。
「なかむが言ったんでしょ？ 1からやり直す、って。僕は何も間違ってないよね〜」
「それは、Aのためになると思ったからじゃん。お前、自分の利益のこと考えて言ってるだろ」
「根拠とかないじゃん？ てか、Aのためにならないって、なんでわかるの？」
え、待って。
喧嘩が始まっちゃったんだけど⁉︎
『ちょ、ちょっと待って！ なんで2人とも喧嘩始めちゃってるの？』
「A……」
ごめん、とバツが悪そうになかむ君が謝る。綺麗な眉を「ハ」の字にして謝ってくれた。
ぶるーく君も、ごめんね、と謝る。
う、そんな顔で謝られたらこっちも返答しずらいよ……！
『と……とにかく！ 急いで学校行こ！ 2人とも、遅刻しちゃうから』
「……そーだね。じゃあ、1番最初に校門についた人が勝ち！ よーい、どん！」
私がそう呼びかけると、ぶるーく君が唐突に謎の勝負を仕掛けてきて、一目散に駆け出した。
「おい、ずるいぞ！」負けず嫌いのなかむ君もそれに続いて走り出す。
え、ちょっと待って対応早すぎない⁉︎
『ちょっと待ってよ‼︎ 2人共〜⁉︎』
急いで追いかける。ぶるーく君が一度立ち止まり、手を振って煽ってくる。
私は結局ぶっちぎりで負けたけど、まぁ雰囲気は戻ったからよかった……のかな？
2人とはクラスが違うので別れて、私は教室へと向かった。
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Alice(プロフ) - ラべシワさん» コメントありがとうございます。応援していただけてすごく嬉しいです！ 更新少し滞ってしまい申し訳ないです。頑張るので、これからもご愛読いただければ幸いです！ (1月16日 6時) (
レス) id: 3921b98651 (このIDを非表示/違反報告)
ラべシワ - 推しが画面から出てくるなんて幸せです。投稿頑張って下さい。応援しています。 (1月15日 22時) (レス) @page16 id: 8585bd908d (このIDを非表示/違反報告)
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