真剣な話 ページ10
お久しぶりです。
テストのため更新できず、すみませんでした。
─────
─白服side─
二番くんの話を聞いてから僕はずっと考えていた。
二番くんとAちゃんが別れたのは、僕がシェアハウスをしようって声をかけたからではないのか、と。
そんなことをずっと考えていて、気づいたらAちゃんの部屋の前まで来ていた。
僕は大きく息を吸ってドアノブに手をかける。
ドアを開けるとAちゃんはベッドに腰をかけて何かの雑誌を読んでいた。
『！...白服さん。』
あ...ノックし忘れた。
僕は慌ててドアを閉めてノックをする。
もう遅いけど。
白｢は、入っていいかな？｣
もう1回入っちゃったけど。
『はい、いいですよ』
ドアの向こうからは笑いを含んだ可愛らしい声が返ってきた。
恥ずかしすぎる。
気を取り直してドアを開ける。
『どうぞ、白服さん』
Aちゃんはどうやら必死で笑いをこらえているようだった。
白｢ごめん、急に開けちゃって。｣
『いえいえ、面白かったので大丈夫です。』
面白いって...ここには真剣な話をしに来たのに、台無しだ。
取り敢えず顔を上げてAちゃんの目を見る。
Aちゃんも僕の雰囲気に気づいたのか、ベッドから降りて自分の近くに座るように促した。
『改まってどうかしましたか？』
白｢うん...えーっと、さっき二番くんから話を聞いて思ったんだけどさ、二人が別れたのってシェアハウスに住み出して仕事も忙しくなってなかなか会えなかったからなんだよね？
だったら、それを最初に提案したのは僕だし、すごく申し訳ないことをしたなって思って...あおいちゃんに声をかけたのも僕だし、そんな事をしなければ君がひどい暴力を受けることは無かったわけだし...｣
我ながらすごい勢いで喋ったなと思う。
だって、目の前のAちゃんはぽかんとしてるし...
そう思って勝手に一人で反省していたら目の前からまた笑い声が聞こえた。
声のした方を見てみるとAちゃんが控えめに笑っていた。
かわいい。
つい声に出そうになって慌てた。
流石にこの年齢差は捕まる。
でも、本当にかわいい、初めてあった時は申し訳なさそうに何かに怯えてた。
笑いが収まったのかAちゃんが口を開く。
『もう、謝らないでくださいよ。この家に住んでる人はごめんしか口に出せないんですか？
別れたのは白服さんのせいじゃないですし、いつかはこうなってたことなんです。あと、暴力を受けてたことも。』
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有栖夢子(プロフ) - ハッピーさん» 主人公がどうなるのかは私にもわかりません！！(誠にすみません)頑張ってひねり出して考えます(汗) (2018年5月20日 15時) (
レス) id: 82099f91cc (このIDを非表示/違反報告)
ハッピー(プロフ) - 主人公ちゃんなにがしたいのかな(笑)もしかして、みんなにキスしちゃうの？！続き楽しみです！がんばってください！ (2018年4月20日 21時) (レス) id: f334288f7a (このIDを非表示/違反報告)
有栖夢子(プロフ) - ぷーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年3月2日 2時) (レス) id: 75b30202ba (このIDを非表示/違反報告)
ぷー - 何か、いい！サイコーです！更新楽しみにしてます！！！ (2018年2月27日 17時) (レス) id: bb44fd0790 (このIDを非表示/違反報告)
(*0 0*) - 有栖夢子さん» はい！参考になってよかったです！ (2018年2月26日 16時) (レス) id: 100f43ab2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有栖夢子 | 作成日時：2018年2月17日 3時
