聞き耳 ページ4
─とみたけside─
今日は朝から夜までシェアハウスの一角にあるレッスン場で練習をしてる。
今はラスト１回通す前に少し休憩を挟んでいる時だった。
二番くんは休憩に入ってからすぐ白服さんにタオルを取ってくるって許可を貰ってレッスン場からでていった。
その二番くんがなかなか戻って来ない。
もうすぐ休憩も終わる、ここから二番くんの部屋まで1分もかからず行けるのに....。
そう思いながらドアをチラチラと見てると、
白｢とみたん、二番くん戻ってきてないから探しに行ってくれる？｣
多分気にしてるのわかってたんだなぁ、さすが白服さん。
と｢うん！ちょっと行ってくるね｣
俺は元気よく返事をするとレッスン場を飛び出した。
レッスン場を出て廊下を少し歩き、リビングに繋がるドアを開けようとした時、
リビングから俺が探している人のものと思われる声と最近俺らのシェアハウスに加わった聞きなれない女の子の声がした。
(Aちゃんと二番くん？何話してるんだろう)
聞き耳を立てるのが良くないことは知っているけれど、気になる。
(よく聞こえないなぁ。でも...笑ってる？取り敢えず白服さん呼んでこようかな。)
ちょっと1人だと心細いので、共犯sy....仲間を連れてこようとその場を一旦離れた。
と｢白服さ〜ん！｣
白｢なに、とみたん？二番くんいた？｣
と｢居たには居たんだけどさぁ、｣
小声に切り替えていう。
と｢なんかAちゃんと楽しそうに話してて、ちょっと一緒に来てくんない？｣
白｢Aちゃんと？二番くんって仲良かったっけ？｣
と｢わかんないけど...最近二番くん様子おかしかったし、 それに、昨日Aちゃんのこと呼び捨てにしてた！何かあるのかも！｣
白服さんの腕を掴んで無理やり連れていく。
白服さんも少し気になるのか、レッスン場を出る時には自分で歩いてくれていた。
さっきの場所まで来ると、次は二人にバレないようにそっとドアを少しだけ開ける。
すると、さっきとは違いきちんと会話がここまで届いてきた。
二｢まさかAがここに来るなんて笑｣
嬉しそうに、柔らかく笑う二番くん。ファンにする時みたいな優しい笑顔。
『ふふっ笑 私も、煎じくんがいるなんて聞いてないよー笑』
なんだか、二人はいい雰囲気。
昔からの知り合い？みたいな。
─────
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有栖夢子(プロフ) - ハッピーさん» 主人公がどうなるのかは私にもわかりません！！(誠にすみません)頑張ってひねり出して考えます(汗) (2018年5月20日 15時) (
レス) id: 82099f91cc (このIDを非表示/違反報告)
ハッピー(プロフ) - 主人公ちゃんなにがしたいのかな(笑)もしかして、みんなにキスしちゃうの？！続き楽しみです！がんばってください！ (2018年4月20日 21時) (レス) id: f334288f7a (このIDを非表示/違反報告)
有栖夢子(プロフ) - ぷーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年3月2日 2時) (レス) id: 75b30202ba (このIDを非表示/違反報告)
ぷー - 何か、いい！サイコーです！更新楽しみにしてます！！！ (2018年2月27日 17時) (レス) id: bb44fd0790 (このIDを非表示/違反報告)
(*0 0*) - 有栖夢子さん» はい！参考になってよかったです！ (2018年2月26日 16時) (レス) id: 100f43ab2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有栖夢子 | 作成日時：2018年2月17日 3時
