単刀直入 ページ3
─とみたけside─
白｢あおいくん、あの子は誰？｣
あ｢....。｣
白服さんがそう言っても、あおいくんはだまったまま。
白｢あおいくん。あの子は誰なの？｣
白服さんはもう一回あおいくんに聞いた。
あ｢....妹。｣
と｢い、いもうと？！｣
白｢あおいくんに妹がいたなんて聞いてないけど？｣
あ｢...言ってないから。｣
に｢あんまり似てないよね？？｣
あ｢それは....腹違いの妹だから。...俺の母親とあいつの母親は違う。｣
それからあおいくんは、Aちゃんが実の親に暴力を受けていたこと、あおいくんが中学に入ってからシェアハウスに住むまで一緒に住んでいたこと、先日偶然Aちゃんに会って未だに暴力を受けてることを知り耐えられなくなって連れてきたこと、など
言葉に詰まりながらも、すべてを話してくれた。
白｢そっか...あおいくん、話してくれてありがとうね。これからは、僕らにもAちゃんを守らせて？｣
フ｢もう抱え込まなくていいんだよ〜｣
みんなも優しい顔で頷いてる。
ただ1人二番くんだけが、気難しい顔であおいくんを見ていた。
最近の二番くんはどこか変だ。
なにか考え事をずっとしてるのだ、俺が話しかけてもどこか上の空で...
たまに、Aちゃんのことじーっと見てるし、二番くんはAちゃんが好きなのかな？？
少し気になって皆が自分の部屋に戻り始めた頃俺は二番くんを呼び止めた。
と｢二番くん、ちょっといいかな？｣
二｢なに、とみたけ。｣
眠いからなのかかなり不機嫌な顔をされたけどこれはいつもの事。
と｢たんとうちょくにゅうに言うけど、二番くんってAちゃんのこと好きなの？｣
二｢単刀直入が全部ひらがなに聞こえるんだけど...なんでいきなりAが出てくるんだよ。｣
と｢もうっ！そこはスルーしてよ！だって二番くんさ、Aちゃんがここに来てからなんか妙にソワソワしてるし、何かとAちゃんのこと見てない？｣
二｢してない。見てない。｣
と｢してるよ！素直になりなよ！｣
二｢うるさい。明日早いんだからお前も早く寝なよ、おやすみ。｣
今までにないくらい睨まれた。
勝手に話を切り上げて部屋に戻っちゃったし、俺も寝るかぁ...
(いつか本当のことが聞ければいいな！)
この時の俺はすぐに真相が分かるなんて予想もしてなかった。
─────────
更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした
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有栖夢子(プロフ) - ハッピーさん» 主人公がどうなるのかは私にもわかりません！！(誠にすみません)頑張ってひねり出して考えます(汗) (2018年5月20日 15時) (
レス) id: 82099f91cc (このIDを非表示/違反報告)
ハッピー(プロフ) - 主人公ちゃんなにがしたいのかな(笑)もしかして、みんなにキスしちゃうの？！続き楽しみです！がんばってください！ (2018年4月20日 21時) (レス) id: f334288f7a (このIDを非表示/違反報告)
有栖夢子(プロフ) - ぷーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年3月2日 2時) (レス) id: 75b30202ba (このIDを非表示/違反報告)
ぷー - 何か、いい！サイコーです！更新楽しみにしてます！！！ (2018年2月27日 17時) (レス) id: bb44fd0790 (このIDを非表示/違反報告)
(*0 0*) - 有栖夢子さん» はい！参考になってよかったです！ (2018年2月26日 16時) (レス) id: 100f43ab2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有栖夢子 | 作成日時：2018年2月17日 3時
