忘れ物 ページ13
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｢あっ！のっくんおはよう！｣
朝起きてリビングに来て早々、げるたんが笑顔で近寄ってきた。
ほんまにわんわんやなぁ...。
｢どしたん、いつも眠そうなのに今日はえらい元気やん。｣
｢それがさぁ、きいてよ〜。あのね──｣
げるたんが昨日寝る前に見た出来事をこそこそと話し始める。
｢え？！Aちゃんが？！｣
｢ちょっとのっくん！声がデカい！｣
思いっきり方を叩かれる。
結構痛い。
でもびっくりやわぁ...Aちゃんが白服さんにキスするなんてな〜
｢人は見かけによらんなぁ｣
｢だよね〜、いつの間に白服さんと仲良くなったんだろ...。｣
噂をすればなんちゃら、げるたんと話してると、制服を着たあおいくんとAちゃんが仲良く階段を降りてきた。
｢あれ、ゲルたん珍しいね、2人ともおはよう。｣
なんて、かわいい笑顔で挨拶をしてくる天使。
の後ろに隠れるように軽く頭を下げるAちゃん。
この子がねぇ...。
少しだけ悪戯を仕掛けてみよ。
｢のっくん？なんか悪い顔してるよ？変なことしないでね。｣
そう俺に釘を指して二度寝をしに部屋に戻るげるたん。
ほんまにそれを伝えるためだけに起きてきたんや...。
ご飯を食べて玄関に向かうAちゃんの腕を掴んで引き止める。
不思議そうにこっちを見つめるAちゃん。
｢あの...なにか？あおいが外で待ってるので離して貰っても...？｣
｢忘れ物してへん？｣
｢忘れ物...？...してないと思います...？｣
｢行ってきますのチューは？｣
正直彼氏でもないのにキモいと思う。
流石にせぇへんやろって腕を離した瞬間。
｢あ、そうですね。行ってきます。｣
ほっぺに感じた柔らかい感触。
ちゅっと軽く音を立ててAちゃんの女の子らしい香りが離れてく。
少し微笑んでから振り返って玄関に向かって走ってく後ろ姿をみながら、
｢まじかぁ...｣
俺は頬に手を当てながら呆然とすることしかできひんかった。
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更新遅いのに、短くなってすみませんでした！！
なるべく読み応えができるようにこれからは頑張ります。
あと、更新頻度をあげられるように頑張ります。
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有栖夢子(プロフ) - ハッピーさん» 主人公がどうなるのかは私にもわかりません！！(誠にすみません)頑張ってひねり出して考えます(汗) (2018年5月20日 15時) (
レス) id: 82099f91cc (このIDを非表示/違反報告)
ハッピー(プロフ) - 主人公ちゃんなにがしたいのかな(笑)もしかして、みんなにキスしちゃうの？！続き楽しみです！がんばってください！ (2018年4月20日 21時) (レス) id: f334288f7a (このIDを非表示/違反報告)
有栖夢子(プロフ) - ぷーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年3月2日 2時) (レス) id: 75b30202ba (このIDを非表示/違反報告)
ぷー - 何か、いい！サイコーです！更新楽しみにしてます！！！ (2018年2月27日 17時) (レス) id: bb44fd0790 (このIDを非表示/違反報告)
(*0 0*) - 有栖夢子さん» はい！参考になってよかったです！ (2018年2月26日 16時) (レス) id: 100f43ab2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有栖夢子 | 作成日時：2018年2月17日 3時
