[約束のネバーランド]転生した世界は大人になれない世界 vol.3

8章 協定を結ぶ監視官と食用児:3 ページ4

ノーマン「けど、他にも知ってることはあるんでしょ？」

うーん攻めてくるなあ〜

A「それはまあ、ね。あるよ…まあ私は外で役立つために計画を進めてきたから、その時にまたしっかり言うよ！ほら、他に聞きたいことは？」

ノーマン「…レイの条件については…どう思う？」

A「エマを騙して限りある厳選したメンバーで行くってやつだよね？…私も、連れて行けるならエマの言う様に(そう)したい…けど、レイの言い分も、わかるからなんとも…けど」

ノーマン「けど？」

A「ノーマンのやりたいようにしなよ。任せるようで悪いかもだけど、私は地頭がいい訳では無いから作戦はノーマンに一任するよ」

ノーマン「君はそれでいいの？」

A「良いから言ってるんだよ…最善策、とまでは言いきれる保証なんてどこにもないけど、ノーマンが意見が欲しいと言えば発案もするし、動いて欲しい時は足となり手となるよ…私はみんなを守るために6年かけてきたから…」

ノーマン「…わかった。今日からも、よろしくね」

A「うん、こちらこそ…よろしく」

そう言って私達はがっちり握手する…

ノーマン「そこで、早速頼みがあるんだけど…前に話してた、6歳以下のまだ出荷されない年少者を1度置いてくけど、連れ戻すという考えについて詳しく教えて欲しい…」

それか、最初の方で凄い重要なんだけど、私も知らないところ…

でも、

A「ああ、そのことならあの後、まとめたんだ。いくらでも説明するよ」

ノーマン「お願い」

A「この前も言った通り、この作戦は唯一エマを納得させれるかもしれない…それに、エマも考えてるかもしれない作戦だと思ってるんだ」

多分、エマもこれなら納得してくれるし、下手すると意見被ってそうなので補足をいれとく…

A「6歳以下の年少者は出荷はまだされない。それに、あの子達はまだ小さくて、行動できる範囲も限られる…それに、上から特上の私たちをはじめとするメンバーが消えるから6歳になって即出荷は無いはず…」

ノーマン「成程、そうすれば5歳や4歳なら少しでも時間ができる…それに、ここのみんなの成績も悪くは無いはず」

A「余談で話すなら、ここ私たちのいるプラントは…ママが優秀だから、本当に他より優れてるんだって聞いたことあるよ」

これは実際ママから聞いた…内通者になる時、ここは他とは違うからしっかり管理してと…

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