9章 告げられたくない話:6 ページ25
Side Mam
A「ッ……」
その場にクリーム色の髪の少女が倒れ込む…
ママ「……これで、この子は制御できるわ」
そう、倒れたのは紛れもないAである…
話を変える、といったイザベラに一瞬油断して隙を見せたAは、イザベラに首の後ろをとられ、気絶させられてしまったのだ…
私は何より、本来提案自体も用意していたわ…
でも、この子は聞こうとしなかった…
イザベラの用意していた提案とは、このあとノーマンにおこることをAが引き受けてくれたらことを大きくしないつもりだったのだ…
その為の前置きとして、彼女がここの農園で最高の存在であることもしっかり発言していた…
ママ「…新設された農園…λ7214…最高の頭脳の持ち主…連れていくのはAかもしれないとも思っていたけれど…」
やはり、当初の予定通り…ノーマンね
Side Mam 〜END〜
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場面は変わる…
Side Ray
奴ら、決行日が近いことは知らない…
そうこうしてる間にこっちは塀の外だ
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カランカラン…
フィルがベルをもってママを呼びに行った…
シスターが、来ないまま、昼ごはんははじまり、そして終わった…
ママ「A、片付けはいいから、こっち手伝ってちょうだい」
何故かAがママに呼ばれる…
A「え…わかったよママ」
あいつは俺に視線を送ってくる…
行ってこい、という意味を込めて俺は頷き返す…
俺達は先に自由時間になったので計画に移る…
レイ「Aが来てないけど、あいつは一通り流れも知ってるし室内にいるはず…大丈夫だから先に始めるぞ」
『了解』
13:00…逃げ道の下見開始!!
レイ「始めようぜ。薬剤のすり替え」
ママ「ええ」
ママはAとの用が終わったのか、俺の元へ約束の通り、やってきた…
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……おかしい、さっきからシスターの姿が見えない…気のせいか?
それに、Aの気配も感じられない…
どこで何してる?
すると…
ママ「排除したの」
レイ「え」
ママ「シスター・クローネは排除、Aも今は使えないわよ」
…は?
訳が分からなくなって俺は走り出す…そうしてシスターがいたであろう部屋を思い切り開ける…
ママ「要らなくなった。だから、排除したし、頭のいいあの子も使えなくした」
ママはたんたんと話す…
ママ「は?」
ママ「"取り引き"は今このときをもっておしまい…あの子ともやめたわ」
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Azusa(プロフ) - 私のリクエストを承ってくれてありがとうございますううううううっ続き楽しみにしてます!!! (2019年3月9日 13時) (レス) id: 4807487362 (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 私は狩人でいいと思います、私は人狼ゲームやるときは…少人数のときは騎士、大人数なら狩人にしてます…理由は特にありません、強いて言うなら狩人の方が知られてるかなと思うので、大人数の場合は狩人にしてます (2019年3月9日 11時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
レノエ(プロフ) - リランさん» 申し訳ございません。ヨミ紅蓮さんも言ってくださった様に狩人と騎士は同じなのですがわかりづらいと申し訳無いのでわかりやすいように切り替えようと思うのですがどちらがいいですかね…… (2019年3月9日 11時) (レス) id: 4dfb0d058b (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - リランさん» 騎士と狩人って確か…同じですよ!どっちも同じで…狩人は別の呼び方で騎士…のはず!だから多分大丈夫なのでは…? (2019年3月9日 11時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
リラン(プロフ) - ゲームを知らないエマたちが人狼とかやっているのが新鮮でおもしろいです!1つ質問というか指摘なのですが、人狼の編の話で毎日一人だけ守れるという役職は狩人ではなく騎士だと思うのですが… (2019年3月9日 10時) (レス) id: c050d878db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レノエ | 作成日時:2019年3月1日 22時