[約束のネバーランド]転生した世界は大人になれない世界 vol.3

8章 協定を結ぶ監視官と食用児:17 ページ18

A「私、昼間言いましたよね？…兄弟に対して酷いことしないでねって」

私は見事にイラついてる…

エマもノーマンもちょっと驚いてる…

シスター「はあ…わかってるわ。あなた、本当に怒ると怖いわよねぇ…まぁいいわ…あの方って知ってる？」

A「！！」

珍しく私も反応してしまう…

シスター「あら、あなた以外は知らないのね…知りたいでしょ」

それはそうだ、あの方は…私でもまだ殆ど知らない存在

シスター「次、来た時に教えてあげる。またいつでもいらっしゃい…今日よりもっとお話しましょ」

そう言われ、私たちはシスターの部屋を後にした…

ノーマン「…シスター･クローネを見くびっていた…手の内を見破られた」

エマ「うん…」

ノーマン「A…気づいてたの？シスターが見ていたことに…」

A「人間がその場にいるだけで情報になるのは考えた…けど、シスターがそれをどう見るかまでは予想がつかなかった…ごめん」

ノーマン「いや、いいんだ…こっちこそごめん…証拠はまだ掴まれていない」

ノーマン(こちらから情報は何一つ与えない手筈だったのに…)

ノーマン「あの人も、ママとおなじ農園のシステムで生き残ってきた大人なんだ…やっぱり急ごう。一刻も早くここから逃げよう」

A「そのために、明日はぬかりなく…」

Side Me 〜END〜

そうしてその日は終わりを告げた…

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ところかわってイザベラの書斎にて…

Side Mam

11月2日、木曜日…

昨日もどの子にも大きな動きはなかった…

けど、シスター･クローネが1枚噛んでるようね…それに…レイも…Aも…

私の予想では、今日…11月2日、何かが動き出すわ…その場合、それ相応の対応をしないといけない…

既に策はあるわ…

ママ「さて、そろそろ頃合かしら」

私が生き残るため、全て制御しなくちゃ…

Side Mam 〜END〜

8章 〜END〜

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8章ありがとうございました。ついにアニメに追いつきそうですね…

アニメ派の方、いるとしたらところどころ若干のネタバレあるのですが、ご了承ください。

だいたい感覚では、コミック1冊=1作品分って感じですね…

次の9章は私の中でもかなり奮闘するのでまたよろしくお願いします。

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