4章 新しい家族と監視:3 ページ4
レイ「レントゲンとかあればな」
A「レントゲンとか高度なものはなくてもハウスは治療する分には揃うもの揃ってるもんね…」
ノーマン「──いや、仕組みじゃなくても予想はできる。考えれば必ず策はあるはず」
やっぱりノーマンは落ち着いて考えてるなあ…さすが頭脳派
ノーマン(発信器さえなんとかできたら…!究極あとはかなり無茶だけど、ママ一人出し抜けば逃走にも踏み切れる…考えろ敵の視点で…合理な支配…どこにどんな発信器を埋めればいい…?)
どんな、どんなと考え込むうちに沈黙がはしる…
ノーマン「情報が足りなさすぎる…!」
珍しくノーマンが項垂れてる
発信器の場所がわからなければ壊し方は愚か、逃げようにも逃げられない。即捕まってアウトだ
ノーマン「手詰まることがわかっていて…の"余裕"なのかな」
エマ「?」
ノーマン「ママだよ…引っかからない?上手く言えないんだけど、回りくどいというか手ぬるいというか…」
A「私たちには次の出荷まで時間もない。でもだとすればママも同じはず…?」
レイ「標的を探す必死さに欠ける?」
ノーマン「そう!」
ノーマン(発信器からはなんの"断定"もできない。たとえ疑われても全ては"疑い"、全ては"警戒"の域だ…ママは一刻も早く標的を特定・対処したいはず…なのになんだこの違和感ママは何を考えている!?)
ママは母であり師…
昔、チェスして遊んだ時も、ママは全部私たちの手を読んでた…4人で挑んでもね
私たちを教え、育てた張本人
ノーマン「引っかかるんだ…思い過ごしならいいんだけど…」
思い過ごしじゃない…言えない…言いたい…はやく言って逃げ出したい……でもそれじゃあまだ材料も足りてない
するとそこへドンとギルダが帰ってきた…
ドン「お〜いサボんなよ最年長〜!!なんも変わってねー!!」
エマ「ごめんごめん!さっさと終わらせよう!」
ドン「あーコレまた明日も続くのかな〜」
いや、たしかもう…
・
・
・
そして次の日…
私は今日もママの手伝いをするため少しだけ早く起きる…
まあ、この朝の手伝いは結果レイが夜にやってるであろう報告みたいなものなんだけどね
A「ママ、おはよう」
ママ「おはよう。A」
A「ママ、今日って来る?」
ママ「!……来るって何が?」
A「
私は一応確認のつもりでママに聞いてみた
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ウォル - 続編おめでとうございます!! これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます!( 'ω' )これからも読んでいきます!更新頑張ってください(´∀`) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レノエ | 作成日時:2019年2月15日 21時