6章 2人の内通者:5 ページ25
A「……決意固まってるところ悪いけど、私は賛成しない」
敢えて冷たい声で話しとく…
するとノーマンがムッとする…
A「まあ、ノーマンそうムッとしないでよ…別に拒否まではしない。2人に一任する…けど、釘はさしとくよ？」
2人の気持ちも考えて
A「何かをする時は対等でないといけないと私は思う。私達は家族。どれだけ辛くても、なにがあっても、信じないといけない…
過去最大氷点下にして言ったつもり…
釘はさした。まあ、エマもノーマンもきっと意見は曲げないだろうけどね
レイ(Aのこのたまに見せる未来を見据えた様な目…久々に見た…けど、ノーマンとエマは唯の意見としかとらないだろうな…)
エマ「…嘘つきだって思われてもいい…騙されたって、後で恨まれても構わない。鬼以前にママに殺されたら元も子もない…真実を話すのは今じゃない」
A「そっか……あくまで私の意見だし、私は今回何も言わないから…2人に任せるよ…きっとエマとノーマンが正しいもん」
まあ、そうは思わないけどね
人の気持ちは本人が1番わかってる…他人の気持ちなんてそう読めない…それほど重いものなんだ…
ノーマン「…とはいえ、あの真実でなくても、ドンとギルダが僕らの話を信じてくれるかはまた別の問題だけどね」
さて、勝負所だよ
ｶﾞﾁｬ…
ノーマン「お待たせ、二人とも」
ドン「何？話って」
そうして一連の流れを嘘で濁しつつエマが説明していく…
ドン「人身…売買？」
エマ「うん…今までの兄弟、みんな悪い人に売られてたの…」
ドンは一瞬驚いた顔をする…が
ドン「ﾌﾟｯ…だーっはっはっはっ！！何、深刻に話し始めるかと思ったら…アハハ、ないないないない！！」
ノーマン「でも、塀に門扉…出て行った兄弟達から手紙の1つも来ないのも」
ドン「またまたァ！で？オチは？一体コレ何の遊び？」
その場は静まり返る…
ドン「ん？…えっ、本当とか言わないよね？」
レイ「本当」
ドン「ちょっ…え？待って、じゃあママは？」
エマ「悪い人に私達を売ってる……」
ドン「は！？バカ言え！！ふざけんなよ…ありえねぇだろ…あんなに優しい…取り消せエマ！！」
ああ、やっぱこうなるんだ…さて、この後、どうなる？
私は言った通りの無言を貫く…
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
