2章 想像のつかない事実:5 ページ14
『ごちそうさまでしたー！！』
"ごちそうさま"を言って今度こそみんながみんなご飯を食べ終わった…
さあ"
＿＿＿''将来のために''
＿＿＿''貴方達のために''
ママはいつかこんなことを言ったな〜
＿＿＿ママはこのテストを「学校」の代わりだと言った
うん、これも…言ってた
うまいこと言うよねママ…グランマもそうしてきたからなのかな〜なんてね
そんなことを考えつつ私は目の前の電子パネルを見つめ、ヘッドフォンを装着する…
ヘッドフォンから機械のような音声が流れる
『Ageエイジ11 Typeタイプ1…各問10秒以内に答えなさい…それでは始めます
・
・
・
＿＿＿第60問』
ピと音を立て、Typeタイプ1が終わる。
この時間は嫌いではないが…好きでもないよね
出荷予定順が決まるのも勿論だけど、難易度高い問題を幼い子供達が集中してパネルに向かって無言で解く空間ほど怖いものってないよってくらい本当に怖い…
『続けてTypeタイプ2＿＿＿』
テストの最後の問題を解き終える。
テストが終わり、羽を伸ばすかのようにゆるゆる〜な雰囲気になり、一気にわいわいと盛り上がる兄弟たち
それぞれ口々に手応えを振り返っているようだ…
これもまたいつもの光景
「ハー」
「終わったぁ」
「つかれたぁー」
「まぁ半分は行ったろ!!」
「半分も!?すごっ」
コニー「いいな〜私なんか全然…最近ずっとだよ」
コニーは涙目で嘆いていた。
A「コニー…コニーは優しい可愛い女の子だから！勉強には得意不得意だってあるし、性格がいいことって、人間性ってとっても大事だから…」
コニー「えへへ〜ありがとうA」
ようやく今日、コニーとの初会話を果たした…
「結果を返すわね〜」
ママの声で皆の話し声がおさまる…
この結果の発表の時も緊張感からか本当に皆静かだ…
ママ「ノーマン、レイ、エマ…そしてAも！…すごいわ4人とも！Aは昨日は1問落としてしまっていたけど、今日は4人でまた300点！満点フルスコアよ！」
A「やった♪今日はケアレスミス無かったー！」
エマも喜んでる…
レイ「よかったな、たまにの"ドジ"がここででなくてw」
A「はい！？レイだって…レイだって……まずい言うことがない…」
レイ「www」
とかいいながら会話するけど…私はたまに外すことにしている
なぜなら…まあ、"完璧に見られないため"だよね
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日向クロ - ブックマークして読んでます！頑張ってください！私も作品書いてます！ (2019年11月3日 22時) (
レス) id: c525279e66 (このIDを非表示/違反報告)
るー - なるほど、そこまで考えてあるんですね！！！これからも頑張ってください。 (2019年3月16日 18時) (レス) id: 2e6a062656 (このIDを非表示/違反報告)
レノエ(プロフ) - るーさん» コメントありがとうございました。フィルと主人公は約7歳差なので5歳の時はいてもドンやギルダやアンナやナット、ギリギリトーマやラニオンがいるかな〜ってくらいですね。何か気になる点があったらまた聞いてくださると助かります…！ありがとうございました。 (2019年3月16日 10時) (レス) id: 4dfb0d058b (このIDを非表示/違反報告)
レノエ(プロフ) - 真田美麗さん» お陰様で殿堂入り致しました…！！初めてのことなのでとても嬉しいです。これからも宜しければよろしくお願いします。 (2019年3月16日 10時) (レス) id: 4dfb0d058b (このIDを非表示/違反報告)
るー - 主人公が5歳の時ってフィルとかいるんですか？作品は面白いので頑張ってください！そこが気になりました。 (2019年3月16日 10時) (レス) id: 2e6a062656 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2017年4月22日 17時
