比翼の鳥 (ページ17)

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柳沢side

『いや、うん‥気にしてはないんだけど‥』

少し俯きながら溢した話は衝撃的な内容だった。

『誰も使わなそうな部屋に連れて行かれて、なんか告白されたんだよね、「好きです、僕と付き合ってください」って。まあ、普通に考えて無理だよね。私には進太郎くんという超絶かっこいい彼氏がいるから断ったんだけど‥』

口元を少しだけ緩ませ、彼女は微笑んだ。

『なんだかしつこくってさ、その上司。事あるごとにプレゼント渡してきてたんだけど、断り続けたせいか、今は仕事押し付けてるんだよね‥』

「それただの逆恨みじゃん‥。俺マネージャーに言っとくよ、その人を早くバニラズの担当から外してもらえるように」

『えぇ‥ん〜‥』

「ほら、渋らないで甘えときなよ？これからずーっとAにはバニラズの担当してもらいたいし、ね？」

そんなに言うんだったら‥お願いしちゃおうかな、と小声で呟く彼女を守れるようにメンバーにも教えても大丈夫か尋ねると

『ひぃ、恐れ多い‥』

柳沢「そんなことないって！多分、牧さんはかなり心配してくれるから守ってくれるよ！まあ、一番は俺だけど」

『っ、』

大好きだよ、と愛の言葉を忘れずに彼女の頭を優しく撫でた。

ｰｰｰ

ディスフェス、ドロス×バニラズは最高すぎる(大声)

進太郎さん、まじで好きなんですよね。