アルコール中毒2【名探偵コナン】

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「やってきたぜ…」

「「「トロピカルランド！！！」」」


元気よくノリに乗ってくれるJK2人。そう、お馴染みの毛利蘭と鈴木園子だ。


「Aさんって、いつも朝からあのテンションなの？」


メガネのちびっ子が質問する。


「いや？寝起きは頗る悪いよ。今日は珍しく朝から張り切ってたし、なんなら1週間前から禁酒してたよ。」


私によく似た顔の青年が答える。


「熱でもあるんですかね？」


褐色肌のイケメンが失礼な事を言う。

そう、今日この有名テーマパークにはJK2人に加え、安室透と江戸川コナン、そして我が弟の上原初が着いてきた。

本来であれば安室透の場所に世良ちゃんがいるはずだった。が、彼女に急用が入ってしまい、偶然その話を聞いた安室透にチケットが渡された。

さらにさらに、偶然そのテーマパークで謎解きゲームが開催しており、それを知った初はコナン君を誘って私達に便乗してきたのだ。安室さんも含めた3人で謎解きゲームに参加するんだってさ。探偵3人もいたら、謎なんてちょいょいのちょいだろう。


「じゃあ、早速女子3人でアトラクションに並びましょう！」


おぉ…園子君よ…。君は私も女子の一員にしてくれるのか…。ありがたや…。


「僕達は謎解きゲームの方に行ってくるよ。終わったらまた連絡するね。」

「了解。初も楽しんできてね。」


そう言って各々別行動を始めた。


「まずなにから乗ろっか！Aさんは絶叫系乗れますか？」

「何でも乗れるから君達の乗りたい物に付き合うよ。」

「じゃあ…これ！これにしましょう！」


園子ちゃんが指さしたのは最近できた新しいジェットコースターだ。ジェットコースターといえば、首ちょんぱ殺人事件。蘭ちゃん大丈夫かな…と思い、彼女の方を見る。


「それ！新しいやつだよね！私も気になってたんだよね！それにしよっか！」


うん、元気もりもりだ。

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