検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:17,536 hit

,49 ページ8

Youside


声のした方を見ると玲於が立っていた。


玲「なにやってんの?・・・龍友くんと。
てか、なんでケータイ出ねぇの?
いや、んなことはどうでもいい。
昨日どこにいたんだよ。」


『質問攻めなんだね。
龍くんにはお店の片付け手伝ってもらったの。
ケータイは電源切って龍くんに預けた。
昨日は龍くんの家にいたよ。』


玲「あのさ、なにやってんの?
俺の女だろうが。
てか、龍友くんも人の彼女に何手出してんの?」


龍「お前かて人のこと言えへんやろ。
昨日こいつつぶ濡れで座り込んで泣いてたんやぞ!

俺のこと愚痴愚痴ゆう前に自分がしたこと考え直してみろや!・・・『龍くん。大丈夫だから。
中にいてくれる?少し話したら戻るから。』・・・分かった。なんかあったら呼べよ。」


それだけ言うと玲於を睨んで中に入って行った。


玲「なに。どういう事?」


『ほんとにわかんないわけ?
昨日私張り切ってちょっとお洒落してたのに。
昨日何の日か知ってる?』


玲「なんの日って・・・」


『私たちが出会った日だよ。
出会った日も数ヶ月前の今日。
付き合いはじめたのも1年半と1ヶ月前の今日だよ!』


玲「っぁぁ。」


『昨日、来れなくなったの仕事じゃないって分かってるから。』


玲「っ・・・は!?何言って!
仕事って言っただろ!」


『だったら、イルミネーションの所を女の人と歩いてたのは誰。』


玲「・・・それは・・・。」


『昨日、忘れてるんだなって思って、辛かったよ。私。記念日のこともだけど。
私より優先される女の人がいるってことが一番つらかった。』


玲「あいつは!辛い思いして!俺がいてやんねぇとダメなんだよ!」


『だったら私は!?私はどうでもよかったんでしょ!辛い思いしても関係ないって
そういうことでしょ!』


玲「そうじゃねぇって!」


『そういうことじゃん!玲於変わったよ。昔の玲於じゃない!・・・もういい。じゃ、』


それだけ言って店の中に入った。

,50→←,48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白濱さくの(プロフ) - LISAさん» ありがとうございます(〃・ω・〃) (2018年2月11日 16時) (レス) id: c16a9388f4 (このIDを非表示/違反報告)
LISA - アサガオ→ハナニラ 素晴らしいお話でした!他の作品も楽しみにしていますね! (2018年2月10日 21時) (レス) id: beb9db69e2 (このIDを非表示/違反報告)
白濱さくの(プロフ) - Reaさん» ありがとうございます(〃・ω・〃) (2018年1月22日 15時) (レス) id: c16a9388f4 (このIDを非表示/違反報告)
Rea(プロフ) - 更新ありがとうございます!このお話本当に大好きです!これからも応援しています! (2018年1月22日 15時) (レス) id: 6586644cab (このIDを非表示/違反報告)
- ほんとにルールなのにそれをちゃんと考えない貴方の様な方が腐る程いるのですちょっと忘れただけなどと思わず気をつけて下さいその内通報されても自業自得ですよ (2018年1月2日 12時) (レス) id: 6bd6c9e6d6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白濱さくのAlan? | 作成日時:2017年12月28日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。