狂愛

束縛-23 ページ30

玲於side


部屋に入るとベッドに繋がれてるA
首輪してて話してる途中に苦しみ始めた。

電流が走るとかなんとかで。


玲「手枷と足枷は取れたけど･･･」


龍「この首輪どうやってとるねん。」


『かぎ･･･この家の･･･どこかにある･･･ﾊｧｯﾊｧｯ』


涼「鍵があるんだね？
待ってて、探してくるから。」


NK「そんな暇ないよ。亜嵐が今から帰るんで
そっち着くまでA見張っててください。
だってさ。」


玲「とりあえず、このまま逃げよ。
涼太くんそこのゴム手袋とって。
これ挟んどけばどうにかなるだろ。」


ゴムって電気弾くとか言うし。←


Aに俺のパーカーを着せて抱き上げると
小さな声で"いたっ"って言った。

体を見ると痣だらけ。
そりゃ痛いか。

玲「ごめん。ちょっと我慢して。」


NK「こっからはお前らで逃げたらいい。
俺が協力するとまた亜嵐に返す可能性あるしね。」


そう言って龍友くんに車の鍵を投げた。


玲「ありがとうございました。」


Aを落とさないように一礼して
家をあとにした。


車に行く途中にAが家の外見を見てなにか悟った。


『ここって･･･。』


急いでたから聞けなかったけど
何か知ってるんだと思った。


車に乗り込むと龍友くんがエンジンをかける。


玲「どこ行く？」


龍「HIROさんに助けてもらお。
あの方なら何となるやろ。」


涼「そうだね。とりあえず着くまでその首輪外そ。」


しばらくして涼太くんがAの首輪を外した。

かなりの跡が付いてる



何でこんなことしてんだよ･･･

亜嵐くん･･･

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