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Youside


車を走らせて、無名街の入口に止める。
ここまで来るのにたくさんのことを考えた。

何を言おう、
どう言おう。

そんな迷いも吹き消すくらい淀んでいた。
中に入ると一斉に集められる視線。

一際目立つ視線が私を見下ろしていた。


ス「MIGHTYの人間がここに何のようだ。」


『タケシに会いに来た。ミアって伝えたら分かるわよ。』


ス「タケシならあの通りを行ってすぐに見える塔の上だ。」


『ありがと。』


ス「家族に手出すなら容赦しねぇぞ。」


『そんな事しない。』


スモーキーに言われた道を通り抜けると見上げる位高い塔がたっていた。

目を凝らして上を見ると確かに人影が見える。

重い足取りで登っていくと1番上に着いた。


タ「なんで来た。」


『話がしたくて来たの。もう・・・もうミアじゃなくなったけどね。』


タ「お前は俺がこの塔の上から見下ろしていて見つけたガキだった。お前を捨てたやつは見なかったけど、
まだ2歳くらいのお前を拾って無名街の人間として面倒を見てた。」


『私を捨てたのって九龍じゃないの・・・?』


タ「さぁな、でもお前どんどん大人になっていくうちに九龍に興味を持ち始めて、
レッドラムに忍び込んで九龍に繋がる情報をかき集めてたよ。
んで、あの日無名街を夜な夜な出ていったお前を追いかけたら九龍のトップが会合開いてる
建てものの中に入ってったんだ。
戻ってきたお前はたくさんのヤクザ引き連れてて、ヤベぇ情報を掴まれたから始末しろ
奴らがそう話しているのを聞いたよ。」


『私がMIGHTY WARRIORSに助けを求めたところも見たの・・・』


タ「あぁ、見てた。MIGHTYには劉会の人間がいると知っていたがどうしようも無かったから
そのままあずけたんだよ。

んで、半年前にまだお前がMIGHTYにいると知って取り返しに行こうと思ったけど
まんまとBERNIEに見つかって
お前を探してんのが知られたってわけ。」


私がなくしている記憶って、そんなにやばいものなの・・・。

私は何を知ったの・・・

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アオイ - 移行した作品のパスワード教えてください。お願いします! (2018年3月31日 21時) (レス) id: 10be21bf74 (このIDを非表示/違反報告)
白濱さくの(プロフ) - マユさん» ありがとうございます(〃・ω・〃)でも、今の私は基本、相談に乗る側です。また、困ったとき不安なときに相談に乗ってもらいに行きますね。お誘いありがとうございます。 (2018年3月28日 20時) (レス) id: c16a9388f4 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - では少し来てほしいスレッドがあります。そこでなら相談に乗りますよ (2018年3月28日 17時) (レス) id: c5e503ab69 (このIDを非表示/違反報告)
白濱さくの(プロフ) - マユさん» そうですね。4月から高校が始まりますし、また、いじめられたりしないか、過去が知られたりしないか、いろんな不安があります。 (2018年3月27日 23時) (レス) id: c16a9388f4 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - 白賓さんって今も不安を抱えてますか? (2018年3月27日 22時) (レス) id: c5e503ab69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白濱さくのAlan? | 作成日時:2017年7月20日 20時

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