隣の席は赤髪くん 2 (ページ10)

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あなたside

ぱち、と目が覚めると、隣には壱馬とあかりがいた。

壱馬「ごめんな、A...」

「え、なんで謝るん？壱馬」

あかり「あの子になんかされたんやろ？」

ドクン、、そうだった...光夜ちゃんに写真撮られて、北ちゃんに見せるって言われた。もう、終わりや...
でも、、、、

「ううん、違うよ。ちょっとふらついて寝てただけやから」

あかりと壱馬に言ったら...2人にも危害が及ぶかもしれない...だから言えない...

壱馬「ほんま？」

あかり「びしょ濡れやん。北人にもLINEで伝えるわ」

北ちゃんに今合わせる顔がないよ...

「いいよ、北ちゃんは。呼ばなくて...」

壱馬「なに？俺らに言えれんの？」

「ちっ...ちが」

ガラッ

北人「ねぇ、A。これなに？」

「ほ、、北ちゃん...」

北ちゃんが見せてきたのは、光夜ちゃんが撮った私と男の人がキスしてる写真。

あかり「なっ、、なにこれ」

樹「A?なに？」

ほんとのこと...
「っ...」言えないよ...

北人「俺の事遊びだっの？ねぇ！なんか答えろよ!」

こんな北ちゃん初めて見た...私がそうされてるんやけどな...

「ごめんなさい...北ちゃん、、、」

あかり「北人、これ誰から送られてきたん？」

北人「は？みぃだけど。」
ほらね。光夜ちゃんのこと、信じるんや...

慎「光夜ちゃん凄いね。こんな所まで撮れたとか。今のうちに証拠突き止めといて正解」

光夜ちゃんのこと簡単に騙されていくみんなが怖い...、怖いよ...!

北人「なんも言わないってことはそういうこと？じゃあもういいや」

樹「あかりも行こう」

あかり「う、、うん、」
そう言い、みんな保健室から出ていった。

「うっ...北ちゃん...泣、信じてよ...」

私は顔がぐしゃぐしゃになるまで泣き続けた。

この先も北ちゃんと遊びたかった...色んなところにいっぱい行きたかったんやけどなぁ...

・

・

、

、

壱馬「やっぱり...」ﾎﾞｿｯ

・

この時私は、壱馬が保健室から出てなかったことをまだ知らなかった。

ここからどんどん私たちの関係は壊れ、ボロボロになっていくとは思いもしなかった。

✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

作者です。

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