バレー部に入ったけどぶりっ子に絡まれている件

70話 ページ48

『………………？？ﾎﾞｸﾖｸﾜｶﾝﾅｲﾅ』

谷｢Aちゃんと言えば音駒のセッターさんじゃないですか？」

『………研磨？いやいやそんな事ないでしょ』

雀｢いやー？それがあるんだなぁー」

佐｢だって音駒のセッターくん？ずっとAちゃんの方見てるじゃん。休憩とか」

『いやいやだって合宿で初めてあったんですよ！？』

清｢一目惚れってこともある」

『……………』

顔が熱くなるのがわかる。
別に私は研磨のことそういうこととは思ってないけど…………

あれ？なんか引っかかる。

佐｢顔真っ赤」

『そ、そんなことより！！先輩方は居ないんですか？！かっこいいなって思った人！！』

佐｢私はいないかな」

雀｢及川くんとか？」

｢｢！？」」

清｢確かに」

｢｢潔子さん！？」」

雀｢え、なんでそんな顔するの」

『いや…………意外で』

佐｢え、マジですか」

雀｢うんだってバレー上手いじゃん」

清｢うん」

『あっ(察し)』

これあれだわ………


バレー上手い人はみんな好きだよ？みたいな感じだ…………


『違うんですよ！！私が言ってるのはバレーどうこうじゃなくて！！恋愛的に！！好きなのは誰ですかって！！』


沈黙が流れる。


雀｢明日早いしもう寝よっかー」

谷｢そうですね！！」

『私の話を聞いてください！！』

清｢おやすみ」

佐｢おやすみなさーい」

『もうやだぁ………』

もう寝よう。
そんで明日からまた気を取り直して頑張ろう。

そう思った私は布団に入ってすぐ寝ることにした。

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