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(ﾁﾘﾘ…
うん？この音は…
音のした方を向くと、炎上した車両の炎で焼き切れそうな電線があった
そして遂に電線が焼き切れ、照明がアイリスの真上へと落下していく
男もそれに気付いたようで、足から発火。アイリスを姫抱きして救出した
僕は車両の炎を操り、炎で照明を包み込む。炎の温度を上げて照明を溶かし、そのまま蒸発させた
男「シスター、お怪我はありませんか？」
アイリス「あっ！はいっ!!」
気味の悪い笑み…この笑み、何処かで…あっ、もしかして…
男「あぁ！また靴がおしゃかだ…」
アイリス「すみません…」
男「あ!!いえ…」
火縄「君達は…」
森羅「!!はい、申し遅れました。本日から第8特殊消防隊に配属されました。第三世代消防官、森羅日下部です！！！」
やっぱり…灰島にいた頃に聞いた事がある。12年前の火事で家族を焼き殺した、と。警察学校ではその気味の悪い笑みから悪魔なんて呼ばれていたな
桜備「地面に残った煤…"悪魔の足跡"か…」
火縄「という事は、君は第二世代消防官の…A神楽か…」
『…………』
その名前は紅兄と紺炉が考えてくれた名前だが、正直あまり好きにはなれない。帝国式の上に、紅兄と同じ苗字じゃないし…
紅兄との繋がりがないような感じがして、嫌なんだ…
……一応、例はしとくか
『………』(ﾍﾟｺｯ
桜備「あ、どうも…」(ﾍﾟｺｯ
…上手くいくかなぁ……
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作者名：ソウ | 作成日時：2020年12月25日 16時
