転生したら異世界に居たんだけど…【転スラ×鬼滅の刃】 (ページ20)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:13,198 hit

20.ジュラの森の強者ページ20

森を歩いていると、前からリグル達がやってきた

『やぁ、リグル。何をしてるの？』

リグル「A様！我々はリムル様より、周辺警備と食料調達を任されています」

『そうなんだ…僕も少し同席していいかな？』

リグル「はい、勿論です！」

リグルと同じテンペストウルフに乗って狩りをしながら警備をしていると、奥からリムルがやってきた

リムル「ようリグル！あれ、何でAもいるんだ？」

リグル「リムル様！」

『たまたまバッタリ会ってね。僕が一緒に行かせてくれって頼んだんだ』

リムル「そうか。皆、周辺警備兼食料調達ご苦労さん。今夜は宴会の予定だ。美味しそうな獲物を頼むよ」

宴会か…そういえば、この町の魔物の食事ってどうなってるんだろ？

町を見る限り凄く発展しているから、料理も凄いことになってそう…少し楽しみ

ゴブタ「今日はリムル様も食べるっすか？」

リムル「おうよ！なんせこの身体には味覚があるからな！」

するとゴブタがとんでもないことを言い出した

ゴブタ「いっぱい食べたらおっぱいも育つっすかね？」

僕とリムルでゴブタの事を蹴飛ばした。大丈夫、死なない程度にはしといたから

シズエの身体になんて事を…！

リグル「では特上の牛鹿をご用意いたしましょう」

リムル「おう、頼むよ」

リグル「お任せ下さい。最近は森の奥から移動してくる魔獣が多いので、獲物は豊富なんです」

リムル「…何かあったのか？」

リグル「いえ、たまにですが環境の変化などで魔獣の移動がありますからね。大したことはないと思うのですが…警備態勢は強化しております」

……やな予感がするな…

リムル「ランガ、警備隊に同行してくれ。もしもの時は彼らを頼む」

ランガ「は！」

リグル「しかしリムル様、お出かけなのでは…」

リムル「いいよ、もうすぐそこだ」

ランガ「遠慮はいらぬ。我を連れて行けリグル殿」

ランガはカッコイイね。その尻尾ブンブンが無ければもっと

リムル「じゃあ俺は洞窟にいるから、何かあったら」リグル「あ！」

リグルは何かを思い出したかのように声を上げた

リグル「すみません、忘れていました。森の巡回中に拾ったのですが、リムル様がお持ちの方がよろしいかと…」

そう言ってリグルが差し出したのは、シズエの仮面だった

リムル「…探してたんだ。ありがとな」

『…リムル、僕も同行していいかな？』

リムル「え？ああ…別にいいけど」

『ありがとう』

僕とリムルは封印の洞窟へと向かった