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カバル「ーーーさてと。じゃ、そろそろお暇するかね」

リムル「帰るのか?」

カバル「ああ。ギルマスにこの森の調査結果と…それにシズさんのことも報告しなきゃならんからな」

ギルドマスターか…彼らは何処のギルドに入ってるんだろう

リムル「ギルドがあるのか?」

カバル「おうよ。自由組合つってな、ほとんどの冒険者が所属してるんだ。もちろん、ここのことは悪いようには報告しないぜ」

エレン「リムルさんとAさんのこと、ギルマスに伝えとくね」

ギド「旦那とAさんも何か困ったことがあれば頼るといいでやすよ」

リムル「おう、そうさせてもらうよ。気をつけてな」

立ち去ろうと背を向けた瞬間、カバルが声を上げた

カバル「あっ、と最後にもう1つ。なぁ旦那、もう一度人の姿になってもらえねぇかな」

リムル「?別にいいけど」

リムルが人の形に擬態する

リムル「一体なんだって…」

3人「「「シズさん、ありがとうございました!!」」」

3人はリムルに…いや、シズエに向けて頭を下げた

カバル「俺、あなたに心配されないようなリーダーになります!」

ギド「あなたと冒険できたこと、生涯の宝にしやす!」

エレンはシズエの姿をしたリムルに抱きつく

エレン「ありがとう…お姉ちゃんみたいって思ってました」

リムルはエレンの頭を優しく撫でた

本当に、シズエの最後の旅仲間が彼らで良かった…

リムル「ところで、お前らの装備ボロッボロだな」

エレン「ひどっ」

僕達はリムルに連れられて、1件の家に着く。そこで3人は新しい装備を貰っていた

カバル「これって…」

リムル「餞別だよ。ウチの職人の力作だ。紹介しよう。カイジンにガルムだ」

カイジン「力作っつってもまだ試作品だけどな」

ガルム「着心地はどうだい?」

伝説の鍛冶師の登場に3人は大興奮だ

『凄いね…どうやって仲間にしたの?』

リムル「色々と縁があってな」

リムル…運よすぎじゃない?

そして、3人は大はしゃぎした後に去っていった。僕は暫くここに定住することを決め、皆に自己紹介をした後に森の奥へと足を踏み入れた

19→←17.争乱の始まり



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蜃気楼 - 面白いです!続き待ってます! (2021年12月5日 9時) (レス) @page20 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リヒト | 作成日時:2021年7月9日 1時

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