18 ページ18
カバル「ーーーさてと。じゃ、そろそろお暇するかね」
リムル「帰るのか?」
カバル「ああ。ギルマスにこの森の調査結果と…それにシズさんのことも報告しなきゃならんからな」
ギルドマスターか…彼らは何処のギルドに入ってるんだろう
リムル「ギルドがあるのか?」
カバル「おうよ。自由組合つってな、ほとんどの冒険者が所属してるんだ。もちろん、ここのことは悪いようには報告しないぜ」
エレン「リムルさんとAさんのこと、ギルマスに伝えとくね」
ギド「旦那とAさんも何か困ったことがあれば頼るといいでやすよ」
リムル「おう、そうさせてもらうよ。気をつけてな」
立ち去ろうと背を向けた瞬間、カバルが声を上げた
カバル「あっ、と最後にもう1つ。なぁ旦那、もう一度人の姿になってもらえねぇかな」
リムル「?別にいいけど」
リムルが人の形に擬態する
リムル「一体なんだって…」
3人「「「シズさん、ありがとうございました!!」」」
3人はリムルに…いや、シズエに向けて頭を下げた
カバル「俺、あなたに心配されないようなリーダーになります!」
ギド「あなたと冒険できたこと、生涯の宝にしやす!」
エレンはシズエの姿をしたリムルに抱きつく
エレン「ありがとう…お姉ちゃんみたいって思ってました」
リムルはエレンの頭を優しく撫でた
本当に、シズエの最後の旅仲間が彼らで良かった…
リムル「ところで、お前らの装備ボロッボロだな」
エレン「ひどっ」
僕達はリムルに連れられて、1件の家に着く。そこで3人は新しい装備を貰っていた
カバル「これって…」
リムル「餞別だよ。ウチの職人の力作だ。紹介しよう。カイジンにガルムだ」
カイジン「力作っつってもまだ試作品だけどな」
ガルム「着心地はどうだい?」
伝説の鍛冶師の登場に3人は大興奮だ
『凄いね…どうやって仲間にしたの?』
リムル「色々と縁があってな」
リムル…運よすぎじゃない?
そして、3人は大はしゃぎした後に去っていった。僕は暫くここに定住することを決め、皆に自己紹介をした後に森の奥へと足を踏み入れた
79人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜃気楼 - 面白いです!続き待ってます! (2021年12月5日 9時) (レス) @page20 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リヒト | 作成日時:2021年7月9日 1時