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Part3 ページ3

会議室に残された私達は顔を見合わせた

『あ、兄さんがごめんね。あまり気を悪くしないでほしいな。本当はいい人だから…』

私が話始めると管理人は驚いた顔をした

『どうかした?』

管理人「いや…容姿がそっくりだから双子なんだろうけど…中身が全く違うなぁと…」

『あぁ、よく言われるよ。じゃあ、改めて自己紹介を』

私は管理人に向き合って言った

『私は安全チームのセフィラのAって言うんだ。ネツァクとは双子で、ネツァクが兄で私が妹ね。宜しく』

管理人「俺は十二日前に就任した新人管理人のXだ。宜しくな」

そう言って握手を求める管理人

『……うん!仲良くしようね!』

私は管理人の手を握った

〜自室.洗面台〜

管理人と会った後、私は直ぐに自室に戻って洗面台に駆け込んだ

イェソドに出し過ぎだと怒られるくらいにまで水を出し、手を擦るように洗っていく。フィルター越しに見る私の手は段々と赤くなっていき、次第に痛みを帯びるようになってきた

すると、後ろから誰かの手が私の手をそっと包み込んだ

ネツァク「何やってる…」

『ネツァク…』

ネツァク「こんな擦ったら傷になるぞ」

ネツァクは水を止めて、タオルを差し出した

『ありがと…』

ネツァク「で?今回は誰に触ったんだ?」

『……管理人…』

ネツァク「あぁ…なるほどな…」

ネツァクは私がネツァク以外の男性に触れると極度の拒否反応を起こすことを知っている。勿論、他のセフィラ達もだ

けど、職員達は知らないから私の手を取って触れてくる。だから手袋…をしているのだ

まぁ、手袋をしていても拒否反応は出てしまうんだけど…これでも少しマシになった方だ

ネツァク「管理人と話すの、キツくなったら言えよ」

『うん』

それだけ言葉を交わして、私達は持ち場へ戻った

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ふか - ロボトミの小説はなかなかないので ありがたいです!!更新頑張ってください! (2021年1月22日 22時) (レス) id: b2d731f687 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - お話楽しんで見てます!更新頑張って下さい!ところで、ソウさんが好きなアブノマは何ですか?私は三鳥が好きです! (2020年12月21日 14時) (レス) id: fd168fc3a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソウ | 作成日時:2020年12月3日 23時

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