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Part2 ページ2

『ネツァク、急いで!』

ネツァク「分かったから引っ張らないでくれ…」

『こうでもしないとネツァクは来ないでしょ!』

ネツァクと一緒に、急いで会議室へと向かう。何でも十二日前にやって来た新人の管理人と初の顔合わせだとか

こっちは楽しみなのに、ネツァクは乗り気じゃないみたい…まぁ、殆どのセフィラは乗り気じゃないだろうなぁ…

『やっと着いた…』

ネツァク「会議室ってなんでこう遠いんだ…」

会議室の電気は着いており、中には管理人と思われる人物が居た

『アチャー…やっぱ遅れちゃったね』

ネツァク「…俺たちの名前はもう知ってるだろ?」

ネツァクは管理人を見るとそう言い放った。初対面でそれはダメだよ、ネツァク…

ホラ、管理人も困った顔してる…

ネツァク「…他に何か言いたいことあるのか?」

管理人「あ、いや…別に…」

ネツァク「そうか。それはよかった」

管理人「…………」

うん、そんな顔になるよね。初対面でこんなんじゃ先が思いやられるもんね

ネツァク「…なんでそんな顔してんだ?そもそも、ここで「会えて嬉しい」とか「これからもよろしくお願いします」って挨拶が似合うと思うか?そんなの求めてるわけじゃないだろ?な?だからそんな見え透いた嘘は言いたくないんだ。俺はそれが一番気に入らねぇ。出来ることならここをやめたいさ。だけどそれは出来ない。そうだろ?俺がここにいるのは俺の意思じゃない」

ネツァク「お前がどんな覚悟でここに入ったかなんて俺には関係ねぇ。俺はただ気がついた時にはここに居たし、したくもない役割を背負わされてる。俺は人の命を任されるちいなんか就きたくなかった。俺をここに就かせた奴は間違ってる。無力なんだよ。今この瞬間も職員が死んで言ってるんだ。誰もアイツらのことを覚えてくれない…あんなに命をかけて必死に働いているのに…」

それだけ言って、ネツァクは会議室を出ていってしまった

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ふか - ロボトミの小説はなかなかないので ありがたいです!!更新頑張ってください! (2021年1月22日 22時) (レス) id: b2d731f687 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - お話楽しんで見てます!更新頑張って下さい!ところで、ソウさんが好きなアブノマは何ですか?私は三鳥が好きです! (2020年12月21日 14時) (レス) id: fd168fc3a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソウ | 作成日時:2020年12月3日 23時

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