IV ページ4
痛みに目を覚ますと、目の前には知らない景色広がっていた。
どうしてここにいるんだっけ。
ああそうだ、俺は不意打ちで殴られたんだっけ。
「 どこだよここ... 」
「 ふふ...ダメだよ？勇太 」
こつりこつりと響く靴の音と共にAの声が降ってくる。
「 あなたは私のものなの 」
「 愛しているの 」
「 あなたが誰かに取られるくらいなら... 」
その言葉は麻薬のように頭に染み込んでくる。
「 この手で殺めた方がいいわ 」
このまま何も考えたくない。けれどかろうじて働いた俺の理性が反論をする。
「 嫌に決まってんだろ。もう嫌だよこんな生活も、誰かを傷つけてしまうのも！ 」
「 なあ、もうやめよう。誰も救われないよ、こんなの 」
けれど俺の必死の説得は、「 今更戻れるわけないじゃない！！ 」という必死の声にかき消された。
「 戻れるわけ、ないじゃない... 」
彼女は目に涙を浮かべながら、手に持つナイフに舌を這わせる。まるで蛇のように。
「 あいしてるよ、ゆうた 」
涙が一筋頬に垂れたのを見て、もうどうでも良くなった。
どうせ死ぬのなら、君に伝えられなかった愛を伝えたい。
「 俺はさ、Aのことが好きだった。愛してたよ 」
Aはいきなりの言葉に動きを止めて、訝しげな表情を浮かべた。
「 過去形なの...？ 」
「 ...今の私のことは愛してないの？ 」
「 今のAは綺麗だけれど、誰かを憎むことが生きがいになってる。たとえ俺の為でも、そんな(名前は見たくない 」
「 誰かを傷つけて欲しくないんだ。...誰かを傷つける度、Aだって傷ついてるくせに 」
語彙力のない俺でごめんね。でも伝われば問題ないだろ？
「 ...わたしは、愛して欲しかったの 」
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永瀬るう(悪魔たん)(プロフ) - 岩里さん» ふははー笑 思いついたのがこれだったの笑 12月から病んでたわ笑 ありがとーっ笑 (2015年4月5日 18時) (
レス) id: e98bcf4c29 (このIDを非表示/違反報告)
岩里(プロフ) - 感想、怖いわ！！笑笑まぁでも、おもしろかったです。笑笑 (2015年4月5日 18時) (レス) id: ceeec124e9 (このIDを非表示/違反報告)
重瀧萌廉 - 悪魔たんさん» 頑張って（≧∇≦） (2014年12月19日 19時) (レス) id: 128029fbee (このIDを非表示/違反報告)
悪魔たん - なぁさん» おおーまき！ありがと〜！うち逆に長いの書けない！w アンケート協力よろしゅーな♪ (2014年12月19日 17時) (レス) id: f1652a0f4b (このIDを非表示/違反報告)
なぁ - るぅ〜！まきだよん。 短編書くとかスゴいね！私、絶対長くなっちゃうから。汗 これからも更新ふぁいてぃん！ (2014年12月19日 14時) (レス) id: 6b91919fef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2014年12月17日 19時
