___方程式その200 & 続編 ページ50
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秋が先に部屋を出ていき、私と緋村の2人きりになった。
「待てよ」
私も出ていこうと、背を向けるが緋村の低い声に呼び止められた
いつにも増して不機嫌だ。
『……何よ、私がストーリー変えたからキレてんの？』
「それもだけど。あれはやりすぎだろ」
『は？何のこと言ってんの？』
「秋の前で一之瀬と。本来なら2人は両思いで将来はこいび＿＿＿」
『どーでもいい!!!』
思わず叫んでしまった。
らしくない
『GOで秋が一之瀬と付き合ってたから？で？別に本編と関係ないしどうでもいいじゃん。それに一之瀬はね、私があんなことしなくても初めて会った時からずっと私だけを見てたの。私の実力で好きになってもらえたの。』
「だからってあんな見せつけて、お前恥ずかしくねーの？」
『私、悪女だし』
そう、私は悪女だ。
『この世界はね、悪女がいなきゃ成立しないのよ。文句があるなら一之瀬にでも言えば？なんで秋じゃないのって。なんで藍沢Aなのって。』
「っ……お前のせいなんだよ、お前のせいで悲しむ人が沢山いるんだよ」
『それ以上に、私は皆を幸せにしてるから』
私と目が合った時。
私と会話をする時。
私と手を繋いだ時。
私とデートした時。
私と関係をもつ時。
皆の幸せそうな顔
私に向けられる笑顔
優しい言葉
私への愛情
『私の存在は、皆の心の支えだから』
そして、私の心の支えも
私のことを愛してくれる皆。
私の居場所はここにしかない。
「……皆、正常のように見えて異常だ。サッカーよりもお前を優先し、この世の全てがお前中心。そんなの…俺達がテレビで見ていた、大好きなイナズマイレブンの皆じゃない!!!!」
『そうね、でも誰がこの世界を戻せると思う?』
「過去に干渉して、お前と皆を出会わせない」
『あの時の私に干渉することは無理よ、ペンダントが最大限の力を発揮してくれてるんだもの』
「お前からペンダントを奪うだけだ」
＊＊＊
200話突破しました〜！
限界の50話です！
長らくお付き合い頂き誠にありがとうございます。ここまで続けられたのは楽しみにしてくださる読者様がいるからです。
温かいお言葉、評価、お気に入り登録…感謝しかありません。(; ;)
有難いことに、200評価 お気に入り作者登録600人になりました！
パート5作成完了しました！
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Akujyo5/
宜しくお願い致します！
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描きピー(プロフ) - 最後の緋村ちゃんカッケエ…！！ヤベエ、男前や…！！ (2018年8月9日 18時) (
レス) id: 168ca8a7b4 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨☆*＊*(プロフ) - 面白いです。主人公ちゃん大好きです。次のお話見たいです。 (2018年7月8日 2時) (レス) id: 635c87faf1 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥雪乃 - なんだか逆に緋村さんがすごい悪女感。今までとは違う子とはいえターゲットとは変わりませんからね。主人公ちゃん好きです (2018年4月23日 18時) (レス) id: 2026455838 (このIDを非表示/違反報告)
和狐音 - 凄く面白いです！主人公ちゃん大好きですヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ主人公ちゃんがもっと皆から愛されまくってほしいです！決して女子キャラがキライとかではないです。ただ、主人公受けが最高ですので…。緋村も主人公ちゃんを認めてほしい。主人公、明らかに良い悪女← (2018年4月8日 21時) (レス) id: f7d3b5982d (このIDを非表示/違反報告)
サラサ - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年4月4日 9時) (レス) id: e37972dbd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：降月(ふるつき)
| 作成日時：2017年7月22日 0時
