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いよいよ私が入寮する日。
珍しくお母さんが荷物が多いからって学校まで車で送ってくれた。
母「初めて離れるわね、あなたと。」
A「そうだね。
ありがとう、わがまま聞いてくれて。」
母「いいのよ、別に。
高校生活、ちゃんと楽しむのよ。」
A「うん、ありがとう。」
寮に着いて、車から荷物を降ろしていると、後ろから私を呼ぶ声がした。
石「A！」
A「慎吾くん！」
慎吾くんがラフな格好で走ってやってきた。
石「荷物多いやろなーと思ってさ。
手伝いに来た。」
A「せっかくの休みなのに…いいの？」
石「ぜーんぜんっ！どうせすることないし！」
するとお母さんが車から降りてきた。
母「お友達？」
A「うん。クラスと部活が同じの石川慎吾くん。
仲良くしてくれてるの。」
石「初めまして。
石川慎吾と申します。」
そう言って爽やかな笑顔で頭を下げた慎吾くん。
母「いつもうちの子がお世話になってます。
これからも、仲良くしてあげてね。」
石「もちろん。
こちらこそ、よろしくお願いします。」
母「じゃあ、お母さんは帰るわね。」
A「うん。ありがとう。」
そう言って慎吾くんに軽く会釈して帰って行ったお母さん。
A「ごめん、まさかお母さん出てくるとは
思わなくて。」
石「いや、全然。
Aとお母さんそっくりやな。」
A「本当？あんまり実感ないけど。」
石「よし、じゃあ運ぶか！」
A「うん。お願いします。」
こうして慎吾くんに手伝ってもらって、あっという間に荷物を運び終えた。
A「何から何までありがとう慎吾くん。」
石「全然えーねんで！
いい筋トレになったわ〜！」
ちょっと私の部屋でお茶を飲んでいると慎吾くんが何かを思い出した様子。
石「せや！今日の夜、男子寮の多目的室こん？」
A「多目的室？どうして？」
石「Aの入寮祝い！
卓さんと遥輝さんと剛とやろって言うててん！」
A「私が男子寮まで行ってもいいの？」
石「多目的室ならへーき！おいでや！」
A「じゃあ行きたい！いい？」
石「おっけー！
じゃあまた用意できたら連絡する。」
A「うん。ありがと！」
そう言ってニコニコしながら帰っていった慎吾くん。
何から何まで本当に感謝しなくちゃ。
続く (更新停止中)
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あかねん(プロフ) - はるなさん» めっちゃ嬉しすぎます(><)更新頑張ります！ありがとうございます！！！ (2018年8月10日 23時) (
レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - すごい面白いです！これからも更新楽しみにしてます♪ (2018年8月10日 17時) (レス) id: aa6b109c88 (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - Haguさん» 素敵なお言葉ありがとうございます(><)！私も見に行かせて頂きますっ！！！ (2018年7月4日 1時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
Hagu - 大好きです！よかったら私の『ＦＦＩＧＨＴ ＧＩＲＬ#４９』も見てください (2018年7月3日 22時) (レス) id: b083b467ea (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます！助かります(><)！ (2018年4月28日 15時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかねん | 作成日時：2018年4月28日 0時
