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もうすぐ期末テストということで、部活はお休み期間に。
朝練もないからギリギリの時間に来るようになってから、門の前で慎吾くんと会うことが増えた。
石「おはよ、A。」
A「慎吾くん！おはよう！」
最近よく私たちが2人で揃って教室に入るから、クラスのみんなには付き合ってんのか？ってからかわれるようになった。
男「お！今日もラブラブ登校？」
石「もーそのノリ飽きたで。
A可哀想やからやめたってー。」
男の子とはこんな感じで笑ってかわせるんだけど…正直いって、女の子からの視線は痛い。
夏恋はクラスが違うから、クラスで過ごす時はいつも名前順が前後で仲良くなった柏原結愛って子といつもいるんだけど…
結「今日も大変だったね。
女の子達、またコソコソ何か言ってたもん。」
A「やっぱりそうだよね…困ったな…。」
結「あんまり気にしないで！
私もそばに居るし、何かあったら慎吾に相談
してみよ！」
A「うん。そうだね…ありがとう。」
結愛はいつもそばにいてくれて、本当に助かってる。
そんなある日の体育の時間。
体育は背の順とかだったりするから、必然的に結愛とは離れてしまう。
今はサッカーの授業中。
サッカーだからとにかく、ボールを追いかけながら走ってた。
走ってたら近くに居たクラスの子にボールも持ってないのに足を蹴られて、転んでしまった。
先生「ストップ！柏木さん、大丈夫？」
A「すいません…大丈夫です。」
先生「結構血が出てるわね。
保健室行ってらっしゃい。」
先生はわざとこかされた所を見てなかったみたいで…私を転ばせた女の子とその友達たちはクスクス笑ってた。
血が流れる足を引きずって男子が体育をしている横を通り抜けて、階段を1段ずつゆっくり登ってたら後ろから声をかけられた。
石「A？」
A「慎吾くん…。」
石「どしたん？って…血だらけやん！大丈夫！？」
A「どんくさいからサッカーで思いっきり
転んじゃった(笑)」
そう言って笑うと、慎吾くんは私をひょいと持ち上げてお姫様抱っこをした。
A「ちょっ/////慎吾くん！？！？」
石「歩くの辛そうやからちょっとの間このままで
我慢して。」
A「重いからいい！降ろして！」
石「全然重くないし、もっと食べろよ〜(笑)」
そう言って慎吾くんは保健室までそのまま運んでくれた。
しばらく顔が熱かったのは私だけの秘密…。
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あかねん(プロフ) - はるなさん» めっちゃ嬉しすぎます(><)更新頑張ります！ありがとうございます！！！ (2018年8月10日 23時) (
レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - すごい面白いです！これからも更新楽しみにしてます♪ (2018年8月10日 17時) (レス) id: aa6b109c88 (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - Haguさん» 素敵なお言葉ありがとうございます(><)！私も見に行かせて頂きますっ！！！ (2018年7月4日 1時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
Hagu - 大好きです！よかったら私の『ＦＦＩＧＨＴ ＧＩＲＬ#４９』も見てください (2018年7月3日 22時) (レス) id: b083b467ea (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます！助かります(><)！ (2018年4月28日 15時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかねん | 作成日時：2018年4月28日 0時
