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石「A。」
しばらくの沈黙のあと、慎吾くんが私の名前を呼んだから私は顔を上げた。
すると、慎吾くんは優しい顔をして、私の涙を手で拭ってくれた。
石「俺は正直、恵まれた家庭に育って…そんな
想いしたことないから…わからへん。
でも、俺はAが辛い時、涙を見せれる相手で
ありたいし、Aのことを元気づけれる人で
ありたい。」
A「慎吾くん…。」
石「辛かったことやのに、俺なんかに
話してくれてありがとう。
なんかあったら、頼ってきてほしい。
絶対俺が笑顔にしてあげるから…だから
1人で悩まんといて？」
A「慎吾くん…。」
そんな優しい言葉を貰えるなんて思ってなくて…さらに私の目からは涙がこぼれた。
石「俺、笑顔にしてあげたいんやけど(笑)」
A「だって…優しい言葉くれるからっ…！」
石「俺、いい男やから優しい言葉しか出えへん
ねんもん〜仕方ないやん〜」
A「もうっ…やだっ…(笑)」
石「嫌とか言うな！(笑)」
気がついたら私は笑ってた。
慎吾くんは私の頭を軽く撫でた。
石「Aがどうしたいかは、Aが
決めたらいいと思う。
寮に入ったら、俺も近くにいるからいつでも
駆けつけたる。
家から通い続けるにしても…辛い時なら俺が
駆けつけたるから…だから、Aが好きな方を
選んだらええと思うで。
どっち選んだとしても…俺がAのこと
支えてあげるから。」
A「ありがとう、慎吾くん。
私の好きな方…選んでみる。」
石「うん。後悔せんようにな。」
A「うん。ありがとう。」
石「よし！そろそろみんなも起きてくる頃
やし…ぼちぼち帰ろっか！」
そう言って慎吾くんは私の手を握って立ち上がった。
慎吾くんはいつでも私の欲しい言葉をかけてくれて…優しさに溢れてて…そんな慎吾くんに…
私は恋したのかもしれない。
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あかねん(プロフ) - はるなさん» めっちゃ嬉しすぎます(><)更新頑張ります！ありがとうございます！！！ (2018年8月10日 23時) (
レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - すごい面白いです！これからも更新楽しみにしてます♪ (2018年8月10日 17時) (レス) id: aa6b109c88 (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - Haguさん» 素敵なお言葉ありがとうございます(><)！私も見に行かせて頂きますっ！！！ (2018年7月4日 1時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
Hagu - 大好きです！よかったら私の『ＦＦＩＧＨＴ ＧＩＲＬ#４９』も見てください (2018年7月3日 22時) (レス) id: b083b467ea (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます！助かります(><)！ (2018年4月28日 15時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかねん | 作成日時：2018年4月28日 0時
