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明日は朝が早いと言うのに、さっきのことが頭から離れずなかなか寝つけなかった。
ボーッとベッドの上に転がっていると、まもなく日付が変わる頃だと言うのに携帯からLINEの通知音がした。
石川慎吾"A、起きてる？"
それは慎吾くんからだった。
私は急いで返事をした。
A"起きてるよ。"
石川慎吾"え！起きてるやん！"
A"なんだか、眠れなくて。"
石川慎吾"なあ、電話してもいい？"
A"うん、いいよ。"
すぐに既読がついて、電話がかかってきた。
石｢もしもし？｣
A｢慎吾くん。｣
石｢ダメ元でLINEしたのに起きてたからさ、
びっくりした。(笑)｣
A｢うん、私もこんな時間にLINE来るなんて
思ってなかったよ(笑)｣
石｢明日から合宿やからさ。
なんかワクワクとドキドキで眠れへんくて！｣
A｢遠足前の小学生みたいね(笑)｣
石｢あ、今ちょっと馬鹿にしたやろ？(笑)｣
A｢してないよ！(笑)｣
慎吾くんと話をしてると、気がつくといつも笑ってる。
石｢なあ、変なこと聞いていい？｣
A｢急にどうしたの？(笑)｣
石｢いや…。なんか、元気ないんかなって思って。｣
A｢え…？｣
石｢いや、ごめん！(笑)
俺の勘違いかも！(笑)
なんとなく…声に元気がない気がして。｣
A｢慎吾くん…。｣
石｢ごめん、やっぱり忘れて！(笑)
やっぱり俺の勘違…A｢あってるよ。｣｣
石｢え…？｣
A｢合ってる。
眠れなかったのは…悲しいことがあったから。｣
石｢A…。｣
A｢家でさ、ちょっと嫌なことがあって。
でも、もう大丈夫！
慎吾くんとお話してたら…元気でたよ。｣
石｢A…。無理…してない？｣
慎吾くんは優しい声で私に尋ねた。
A｢慎吾くん…。｣
石｢俺、電話越しやし、どんだけ悲しいこと
やったか正直わからへんけど…。
まだ寝えへんから…泣きたかったら…
泣いてええんやで…？｣
思いもよらない優しい言葉に、私の目からは涙がこぼれた。
A｢慎吾くんっ…ごめんっ…。｣
石｢喋らんでええから。
俺、泣き止むまで待っとくから。
だから…好きなだけ泣き。｣
日付が変わる頃。
慎吾くんの優しさに甘えて、私は泣いた。
A｢ごめんっ…もう…大丈夫。｣
石｢そっか。ほんなら明日は笑顔のAに
会えそうやな！楽しみにしてる。｣
彼はまた優しい言葉をくれた。
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あかねん(プロフ) - はるなさん» めっちゃ嬉しすぎます(><)更新頑張ります！ありがとうございます！！！ (2018年8月10日 23時) (
レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - すごい面白いです！これからも更新楽しみにしてます♪ (2018年8月10日 17時) (レス) id: aa6b109c88 (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - Haguさん» 素敵なお言葉ありがとうございます(><)！私も見に行かせて頂きますっ！！！ (2018年7月4日 1時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
Hagu - 大好きです！よかったら私の『ＦＦＩＧＨＴ ＧＩＲＬ#４９』も見てください (2018年7月3日 22時) (レス) id: b083b467ea (このIDを非表示/違反報告)
あかねん(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます！助かります(><)！ (2018年4月28日 15時) (レス) id: 66d45efd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかねん | 作成日時：2018年4月28日 0時
