不安/hrn ページ4
関係性:妻
カラフル組少し出てきます。
かちょさんが依存気質なのは私の癖なのでご勘弁を。
ゲーム実況者
╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼╼
『お疲れ様です。』
彼のイヤフォンから鳴っていた音がスピーカーモードに切り替わる。
「あっAちゃん久しぶり〜」
「元気してた？」
よくコラボしてるフジさん、ヒラさん、みかるさんと動画を撮っていたらしい。ご時世がご時世で家に呼ぶのもなんだから、通話繋いで、オンラインゲーム。オンラインゲームって言っても、やってるのは古き良き桃鉄なんだけどね。
『元気ですよ〜みなさんも楽しそうで何よりです。』
前みたいに家に来ていたら、お茶菓子でも出して楽しそうにくだらないこと喋ってるの聞いてるんだけど。そうもいかないのがちょっと残念。お喋りは通話で続くみたいだけどさ。
「Aちゃん本当に気が利くよね。」
『いえいえ、そんな。』
「次会うの楽しみにしてる笑」
「俺の嫁も会ってみたいって言ってたから今度会ってみない？笑」
『わ、喜んで！』
「音ゲー談義もしましょう」
「絵の話もしたいな〜」
『楽しみですね〜』
「課長羨ましいわぁ」
「ほんといい人捕まえやがって笑」
たわいもないことでこんなにニコニコなれるって、本当にいい人たちだよね。
おかげでぴらのもいつも楽しそうだし！
「ほんじゃまたな〜」
「はい、またね」
「はいはーい」
「ばいばい〜」
人と話すのって楽しいけど、ちょっと疲れる。よく笑ったし。なんかお菓子でもつまもうかな〜
『ぴらの、マドレーヌたべるー？』
「貰うわ〜……なぁ、A。」
マドレーヌを持って戻れば、くいっと腕を引かれて、彼の膝の上に座らされた。
「Aは俺のやからな。」
思わず笑ってしまう。結婚までしておいて何を不安がってるんだか。
ぴらのは時々、子犬みたいにかわいくなる。
『知ってるよ。』
「他の男たぶらかすなよ？」
『ぴらのは視聴者さんたぶらかすのに？』
「その好きは感謝とかやん。Aに向けるのとはちゃうし。」
『ぴらのが気にしてるのも、私からしたら友達に対する好きだけどな。』
「知らんもん。俺がなんか不安だからやめて。」
『えぇ？不安なのは不本意だな〜じゃあ、』
ちゃんと好きって伝えてあげる。
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アキ(プロフ) - 雛月美鈴さん» 初めまして、コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようで何よりです。応援もありがとうございます、カメ更新ですが、これからもよろしくお願いいたします。 (2021年1月20日 9時) (
レス) id: d6d7f00666 (このIDを非表示/違反報告)
雛月美鈴(プロフ) - 初めまして、コメント失礼いたします。先生の書かれる小説を楽しみに拝見させていただいています。特にシチュエーションが私の性癖にかなり刺さっていてとても好きです。あまり語彙力はありませんが、これからも応援しております。 (2021年1月19日 19時) (レス) id: 624a0daba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひの | 作成日時：2020年10月25日 12時
