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その人は触っていた携帯から目を逸らし、
こっちを見た。
私に気づくと一瞬目を大きく見開き、
口パクでAちゃん？と言ってるのが分かった。
私は小さく頷いた。
山名｢めっちゃ偶然笑｣
｢そうですね笑｣
嬉しい。ただただ嬉しかった。
いまからどちらに？｣
山名｢１回ちょっと実家戻ろうと思って
甥っ子来てるらしいし久々に｣
｢そうなんですね、実家かぁ。
最近帰ってないな〜｣
山名｢たまにはかえりや？｣
｢また時間見つけて帰ります笑｣
こんな普通の会話でもなんだか楽しかった。
電車が駅に止まり、
人の入れ替わりが多くなっていた時。
山名｢ちょっ、A危ない。｣
山名さんはそっと優しく私の腕を掴んで少し自分の方へ引き寄せた。
私たちの距離は今までにないくらい近づいた。
、、今山名さんAっていった、？
え、言ったやんな？てかめっちゃ近ない、？
えっ、、？
頭の中はプチパニック。
山名｢Aちゃん大丈夫？
この時間帯人いっぱいやし気付けてや｣
｢あ、ありがとうございます、
気をつけます。｣
もう心臓の音聞こえたらどうすんの。。
にしてもさっきよりも人が増えて山名さんとの距離は変わらず。
、、かっこいいなぁ。
アギシュって紳士ばっかやん。
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葉乃 - 姫さん» ありがとうございます！ゆずるさんはもとがカッコイイのでとても書きやすいです笑 頑張ります！ (2018年9月6日 7時) (
レス) id: 7dc07cc893 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - 葉乃さんの書くゆずるさんがかっこよくて堪らないです、、これからも楽しみにしてます！ (2018年9月6日 0時) (レス) id: e3d79f99d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉乃 | 作成日時：2018年8月18日 14時
