〜君に笑ってほしくて〜 2

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あなたside






ふっかに散歩に駆り出され、歩いていると






深｢なーにを不貞腐れてるのかな？｣






『……別に…』





不貞腐れてなんかいないもん






なんで、上手くいかないのかな……






深｢ほら、ふっかさんに言ってみなよ｣







なんで、ふっかにはわかってしまうのだろうか…






ふっかになら、なんでも話せる気がした





『…亮ちゃんに沢山教えて貰ってるのに、全然理解出来てない自分にイライラする


舘様にだって、わたしに無理をさせまいと言ってくれたのに嫌な気持ちにさせちゃった……


また嫌われるのかな…』






そう思うことしか出来なかった






だけどふっかは、







深｢嫌うなんてことしないさ｣






『……だって亮ちゃんにも舘様の期待に答えられないんだよ？』






深｢無理に答えなくていいじゃん

Aは何も考えずに今やりたいことをやっていけば俺はいいと思う｣






今やりたいこと……






今やりたいことは、それは学校に行くこと。







深｢さっ、この話は終わり！
コンビニで好きなお菓子買ってあげるから帰ろうか！｣






『……うん！』






こういうときのふっかはお兄さんみたいで、すごく頼りになるよね





そういうところが、好きなのは内緒にしておこう

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