*意地悪なご主人様*

18 ページ18

・
廉side






なんやねん







人がせっかく心配してやったのに








Aのあほ…









俺はAの居なくなった部屋で寂しく飯を食べた








ふと皿を見るとさっきのAの顔を思い出す







皿を置いた時、痛そうな感じやったな







そう言えばあいつ、今日レストランで飯食うてた時も右利きのくせに左手で食べてたよな…







右手を庇ってたのか？








でも昨日は普通だった








てことは、朝何かあったのか？







…ん？朝？







あっ！！







あの時か！







俺が寝ぼけてAを抱きしめた時








目開けたらずっとおらんかったAがいて、ビックリしてたしか突き飛ばしたんや








あの時どこかにぶつかって右手…怪我させてもうたんや…








なにやってんねん、俺









はよ、手当してあげな…





・

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す