～君に笑ってほしくて～ (ページ20)

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あなたside

阿｢ごはん、持ってきたんだ
これ、うちのメンバーが作ったんだ。よかったら食べてくれない？」

阿部さんはごはんを持ってくれたんだ……

お盆の上を見ると

『……！』

ハ、ハ、ハンバーグ………

おいしそう………

阿部さんをみると、クスクスと笑っていた

阿｢ハンバーグ好きなの？｣

『……(コクン)』

わたしはハンバーグが大好き

大好きなのもあるし、久々に人が作ったごはんをたべるなぁ……

そう思っていると

阿｢ご飯とか多かったら残してもいいから
あ、あとみんなで話し合って、俺たちのことをしてもらおうと思って、紙に名前とか色々書いたんだ！
良かったら見て見てね！｣

お盆をもらって、ドアを閉めた

紙の中を見ると、6人の名前が書いてあった

さっきの人は、阿部さんって言ってたよね

え！！大学院でてるの！？

みんな、年上なんだ……

わたしは紙を横に置いて、ハンバーグを食べる

『………おいしぃ……』

久々に温かいごはんを食べれて、心がポカポカしていた