～君に笑ってほしくて～ (ページ18)

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阿部side

俺は、舘さんに頼まれて、Aちゃんの所にごはんを届けに行くことになった

あ！

ついでにさっきみんなで書いた、紙も持っていこう

阿｢佐久間ー！さっき書いてた紙どこやったー？｣

佐｢ここにあるでやんすよー｣

阿｢さんきゅー｣

俺はそれをもらって、奥の部屋に向かった

なんか緊張する……

コンコン

『………だぁれ？』

阿｢ごめんね
ごはんを持ってきたから、ドア開けて欲しいんだ｣

俺がそういうと、Aちゃんはドアを少しあけてくれた

阿｢初めまして、阿部亮平って言います。よろしくね｣

『……(ペコ)』

またお辞儀した(笑)

阿｢ごはん、持ってきたんだ
これ、うちのメンバーが作ったんだ。よかったら食べてくれない？」

『……！』

Aちゃんは、目をキラキラさせていた

もしかして

阿｢ハンバーグ好きなの？｣

『……(コクン)』

かわいい…

阿｢ご飯とか多かったら残してもいいから
あ、あとみんなで話し合って、俺たちのことをしてもらおうと思って、紙に名前とか色々書いたんだ！
良かったら見て見てね！｣

はいどうぞとお盆をAちゃんにあげると、またお辞儀をして部屋の中に消えていった