TRIGGERといっしょ!!【アイナナ】

ワンシーン＊十龍之介 ページ7

Aは龍の幼なじみです！！


龍とは付き合っていません！

でも、お互い想いあってます。


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今日は龍の家で映画鑑賞会！！




『うぅ……ぅ！この映画めちゃ泣けるぅぅ！』



龍「……そうだね。ちょっと、泣きすぎだよ！？」



『だ、だって……やっと想いが通じあったんだよぉぉ！！』






いま見てる映画は、すっごいベタなラブストーリー


……これで泣くか？……ってくらいベッタベタなやつだったけど、やっぱり泣ける。



だって、今のわたしと状況が同じだから……。





龍「ああ。もうほら、涙拭いて……。」



龍はティッシュでわたしの涙を拭ってくれる。



『へへ。ありがと、龍。』



龍「どういたしまして！」




龍は優しいなぁー……。なんだか……




『龍はお母さんみたいだね！！』



龍「…………。」





龍が黙り込んでしまった。



……わたし変なこと言ったかな？？





『ね、ねぇ、龍……「お母さんなの？」……え？』



龍「……オレって……Aにとってお母さんみたいなの？」



『え、う、うん。だって龍、すっごい優しいし、あったかいし、一緒にいると安心するし……大好きだから。』





……って、よく考えたらわたしめちゃくちゃ恥ずかしいこと言ってない！？告白みたいじゃん！



ほらっ！もう龍が目ぇ見開いてかたまってるから！



龍のこと困らせたくないから、告白なんてしないって決めてたのに……。





龍は俯いて、黙ってしまった。



『り、龍？……！うわ！』



龍の顔を覗き込もうとすると、腕をひっぱられて抱きしめられた。




龍『…………好きなんだ。キミのことが。ずっとずっと好きだった。』




……え？これ、さっきの映画のワンシーン？？

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