☆ ページ19
ホラーハウスから出てくると、なにやら男の人がこっちに走ってくるのが見えた。
すると突然、カラダが宙に浮いた。
『え!?!?あ、楽!!!』
どうやら走ってきたのは楽だったらしい。
てか、楽にお姫様抱っこされてるんだけど!?!?
楽「悪ぃな、天。こいつは貰ってくぜ。」
天「ちょ、楽!?」
わたしは楽に連れ去られた。
『ちょっと、楽!!どういうこと!?』
楽「あ?お前らがどっか行った間に、俺と龍が手分けしてお前ら探してたんだよ。そしたら見つけたから連れてきた。」
『……なんでわたしだけ?天は置き去りじゃん。』
楽「天はお前と2人でまわったんだろ?……なら俺もまわる。」
『……屁理屈。』
楽「うるせえよ。あ、着いたぞ。」
楽に連れてこられたのは、ジェットコースター
『ぷぷ……案外お子さまですな。』
楽「なっ!……いっとくけど、このジェットコースターは世界最恐に認定されてんだってさ。」
……え、世界最恐ってやばいんじゃ。
『あーちょっとお腹が……「逃がさねぇよ?」……はい。』
楽の圧に負けて、結局乗ることに。
スタッフ「それでは!逝ってらっしゃい!!」
スタッフの掛け声に合わせて動き出した。
「いってらっしゃい」が「逝ってらっしゃい」に聞こえたのは気のせいだろうか……。
ガタンゴトン
どんどん上がってくジェットコースター
……もう下を見るのも怖いくらい高い。
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ
楽「おい、ビビってんのか。」
『……べ、別に。』
あー!意地張っちゃったよ!本当は怖いくせに!
楽「……ん。」
楽に手を差し出された。
楽「本当は怖いんだろ。…手繋いどいてやるよ。」
『……か、神様!!』
楽のおかげで、ガッチガチではなくなった。
や、でも、やっぱ手繋いでも怖かった。
『楽ーー!!さっきはありがとー♡』
楽「別に。好きな奴が怖がってたら、なんとかしたくなるだろ。」
『そっかーー!……ん?』
好きな奴?好きな奴って言ったよね!?!?
『ね、楽。好きな奴って……。』
楽「……Aだよ。俺が好きなのはAだ。」
告白……されてもーた。本日2回目。
『なんて日だ!!』
楽「いきなりどうした!?」
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドーナツ☆*。(プロフ) - K・tlower・さん» おお!!取り合いとかキュンキュンしますね!!ぜひ描きたいです!書かせてもらいます! (2018年9月16日 19時) (レス) id: f4d1c97738 (このIDを非表示/違反報告)
K・tlower・ - 取り合いが見たいです! (2018年9月16日 18時) (レス) id: 08642469ea (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ☆*。(プロフ) - kさん» リクエストありがとうございます!ぜひ、書きたいと思います!! (2018年9月9日 10時) (レス) id: f4d1c97738 (このIDを非表示/違反報告)
k - 天君の片思いが見てみたいです! (2018年9月9日 10時) (レス) id: 08642469ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ドーナツ☆*。 | 作成日時:2018年9月8日 20時