story73 ページ25
ロケ2日目
みんなはそれぞれの部屋に分かれて、作曲、振り付け、衣装デザインにとりかかった。
わたし、百さん、千さんはある一室で作曲している。
A「うーん……ここはこの方がいいですかね？」
千「そうだね。……あ、じゃあここもこの方が。」
A「あ！いいですね！」
わたしと千さんが話していると
百さんが後ろから抱きついてきた。
A「ちょっと！百さん！？」
百「千ばっかりずるい！俺にもかまって！」
……そう言われても。
さすがにこの状態では動きにくいので、わたしは百さんを椅子に座らせて、百さんの膝の上に座った。
A「……これでいいですか？」
百「うん！！」
百さんは照れながらも、嬉しそうだった。
……なんだか、尻尾をふる犬みたいで可愛い。
ガチャ
陸「みなさん！ちょっといいですか？」
陸くんが部屋に入ってきて、衣装デザインを見せてくれた。
……独特なデザイン。
千「……13人だからってトランプはどうかと思うんだけど。」
わたしたちが作った曲とはあまりに方向性が違いすぎるデザインだった。
A「……曲。作り直さなきゃなぁ。」
ピロンッ
天さんからのラビチャだ。
［振り付けして踊りたいから、曲のテンポだけでも教えて欲しい。］
うーん……リスポぐらいかな？
［リスポくらいです。］
［了解。］
陸くんがまたデザイン案を持ってきた。
デザインに合わせて曲を作り直した。
［やっぱり、レオパぐらいです。］
［…了解。］
………………ってなことが何十回と繰り返されて。
ついに
［もうテンポを変えないで。ボクの身体がもたないから。］
…………ですよね。
むしろ今まで黙って踊ってたのがすごい。
わたしは心底同情した。
……けど、こうなったのはあなたの弟のせいなんですよ。
わたしと千さんも、かなり煮詰まっていた。
A「……陸くん。もうデザイン変えないでください。」
陸「う、うん！わかった！」
わたしの殺気を感じたのか、デザインはもう変更されずに決定した。
わたしたちも、ようやく曲を作り終えた。
……みんなで歌うの楽しみだなぁ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドーナツ☆*。(プロフ) - K・tlower・さん» 本当にすみません(´・ω・｀)ありがとうございます。休ませてもらいますね(●´ω`●) (2018年9月18日 23時) (
レス) id: f4d1c97738 (このIDを非表示/違反報告)
K・tlower・ - ゆっくり休んでください(^^) (2018年9月18日 23時) (レス) id: 08642469ea (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ☆*。(プロフ) - K・tlower・さん» 身体の心配までしてくださって！！感激です(涙)「無理せず楽しく！！」がわたしのモットーなので、そんな感じで書いていくつもりです！！心優しいK・tlowerさんに感謝です...(号泣) (2018年9月17日 15時) (レス) id: f4d1c97738 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ☆*。(プロフ) - K・tlower・さん» いえいえ！ドーナツ☆*。っていう紛らわしい名前が悪いんです！！ぶっちゃけドーナツ☆でも変わりませんよね笑笑 (2018年9月17日 15時) (レス) id: f4d1c97738 (このIDを非表示/違反報告)
K・tlower・ - 先ほども言いましたが無理はせず体に気をつけてくださいね！それと、応援しているので頑張ってください！ (2018年9月17日 11時) (レス) id: 08642469ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドーナツ☆*。 | 作成日時：2018年8月22日 21時
