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あべ子「…うう、っ綺麗になったね。」
「お母さん泣かないで笑」
あべ子「娘のウエディングドレス見れて良かったわ」
「…喜んでくれるなら良かった」
そう言いながら、涙をこぼしベールを被せてくれるお母さん。
扉開きます！
との声で、扉があき、
お父さんと腕を組み礼をする。
「…ちょっと、ここじゃない」
『…わ、悪い。緊張して、』
「…ほんと、何してんの」
娘の晴れ舞台なのに、
カチコチになっちゃって。
ほんと、何してんの、？
『…そういえば、』
「…なに」
拍手を送られながら、
コソッと話を始めるお父さん。
そこに、疑問を抱くが、そんなことも直ぐに忘れる。
『…もう、何時に帰ってきてもいいんだぞ』
少し声を震わせて、
言うお父さんに、私はついつい貰い泣きをしてしまい、
『涼太くん、Aをよろしく…っ』
涼太「…もちろんです。」
涼太くんに私を預ける時、
お父さんは我慢していた涙を流した。
「…お父さんごめんね、お世話になりました。」
そう伝えると、
『…ああ』
と、言って私がお父さんと歩んできた人生の道を引き返した。
涼太「…素敵なお父さんだね」
涙が止まらない私を、
ニコニコと笑いながら頭をポンポンとしてくれる涼太くんが大好き。
不器用ながらにも、
私のこと何気ずっと心配で大好きでいてくれたお父さんも大好き。
ー花嫁の手紙
そうアナウンスをされ、
私は立ち上がり手紙を見る。
…やめよ。今自分の気持ち伝えよう。
お父さんなんて全然書かれてない手紙を、
その場に置き私はマイクのところまで来た。
「お父さん、お母さん。18年間育ててくれてありがとう。勝手に家を出て、門限を守らなかったり───────
私はお母さんも大好きです。
でもそれ以上に、不器用で素直じゃないお父さんがもっと大好きです。」
そう、お父さんの方へ向かって言うと、
お父さんは、
今まで私が見た事ないくらい子供みたいに声を出して泣いていた。
END
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B.(プロフ) - miichiさん» わ！ありがとうございます！まさかおなじような方がいるとは思ってませんでした！楽しんでもらえたなら良かったです！ (2021年6月20日 23時) (
レス) id: 5317e60bd5 (このIDを非表示/違反報告)
B.(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！同担様でとても嬉しいです！ (2021年6月20日 23時) (レス) id: 5317e60bd5 (このIDを非表示/違反報告)
miichi(プロフ) - うちもお父さんが昔ながらの古い考えの人で高校生の時ゎ門限20時でした！昔ゎお父さん大好きだったけど高校生くらいから嫌いになって喧嘩したまま高卒で家を出たりしてたので話読んでて似た感じで感情移入しちゃいました！これからの作品楽しみにしてます！ (2021年6月20日 12時) (レス) id: 18c95e1595 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です完結おめでとうです (2021年6月20日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B.
| 作成日時：2021年6月20日 8時
