強気な女と強い鬼ー夜明けー

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次の日になり私は決意をした。


何の決意かと言うと…


そう、







A｢諸君！今日は協力に感謝する！これより
“天龍邸、大掃除大会”を開始する！｣






炭治郎｢精一杯頑張りますっ！｣





善逸｢Aさんに応援されたら頑張っちゃう〜！｣





伊之助｢宙の女ァ！勝負しろっ！｣







私の屋敷の大掃除だ。






この前蝶屋敷で掃除の話をしていて“そろそろ大掃除しないとなぁ”と呟くと竈門が“手伝う”と言ってくれて今に至る。




我妻と嘴平も来てくれた。







A｢それでは始めるぞっ！｣






私の声で動き出す。







竈門は細かな障子や襖の溝を綺麗に掃除してくれる。





我妻は畳にあるホコリを丁寧にはいてくれている。





嘴平は“猪突猛進！”と叫びながら廊下を雑巾がけしてくれている。







私は散らばっている書物などを整理する。







3人が来てくれて助かった…。






この屋敷を1人で掃除するのは手がかかりすぎる。








両親が読んでいたと聞く書物をキッチリ並べ、兄上の書き留めた“星の呼吸”についての書物を私がよく使う部屋に置いておいた。









伊之助｢おい！廊下終わったぞ！｣




A｢早いな！ありがとうっ｣




伊之助｢俺と勝負しろっ！｣





炭治郎｢伊之助、こっちを手伝ってくれ｣




伊之助｢あ？…ふん！俺は親分だからなっ！｣









竈門は嘴平の扱いが慣れているのか、それとも天然なのかよく分からないが助かった。







私は雑巾を絞って窓をふく。








そんな感じで暫く大掃除を続けた。

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