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A「あ…」
ドキン ドキン と胸が高鳴る。
って、そうじゃないだろ!
猗窩座は驚いたように私を見ている。
A「ごめんっ、すぐ退く!」
と、猗窩座の上から退こうとすると
グイッと腕を引っ張られて
ドサッ
A「猗窩座…?」
今度は私が押し倒される体勢になる。
え、ええ、あ、え?
頭が混乱する。
A「あ、猗窩座、」
猗窩座を見ると
彼はじっと私を見つめている。
待って、もしかして怒ってる…?
押し倒したからか…?
なんて考えていると猗窩座の顔が近くなって
そのまま首元に口付けされる。
A「ちょっ、まっ、」
猗窩座の胸板を押しても離れてくれない。
待て待て待て待て待て待て!
心の中でそう呟いて焦っていると
スルッと太ももの内側を手でなぞられる。
!
A「まっ、待って!猗窩座っ!」
思いっきり叫ぶと猗窩座はようやく止まってくれた。
A「ご、ごめん。もしかして怒ってる…?
私が押し倒したから…?」
恐る恐るそう聞くと猗窩座は
A「えっ、ちょ、なんで笑うんだ!?」
笑った。
そして私の上から身体を退ける。
私は着崩れた着物を直しながら猗窩座を見る。
猗窩座「すまない、そうくるとは思っていなかった」
猗窩座はそう言ってまた笑った。
A「なっ、どこに笑う要素があるんだ!猗窩座が
ずっと黙ってるから怒らせたかと思った
ぞ!」
私がそう言うと“それは悪かった”と、猗窩座は笑いながら言った。
A「全く…勘違いさせるな」
猗窩座「悪かった、機嫌を直してくれ」
まだ少し笑っている猗窩座を見て“まぁいいか”なんて思って私も笑った。
__________________________
猗窩座「じゃあまた明日な」
A「ああ、また明日だ」
猗窩座をいつも通り見送ろうとすると猗窩座は私を振り返る。
猗窩座「しかしA…お前はもう少し危機感を持
て」
A「?」
それだけを言って猗窩座は姿を消す。
危機感…?
鍛錬が足りないということか?
そうか
明日からもう少し励むか
猗窩座に言われたことを別の意味で受け取ったAだった。
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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時