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ー94ー猗窩座side ページ46

晴れてめでたくAと結ばれた俺は今宵も欠かさずAの屋敷に向かった。



縁側に行くと、Aはスヤスヤと眠っていた。




俺は起こさぬように横にそっと腰を下ろし
Aの髪を撫でた。





人間なんて絶対好きになるわけないと思っていた。



人間は老いる


病弱ですぐに死ぬ。



なにもいいことは無い。




Aに出会うまではそう思っていた。



でも



Aに出会ってからは“人間なんて”とそこまで思わなくなった。



それはAに対してだけかもしれないが。



そのままそっと頬を撫でるとAは俺の腰に抱きつく。




男口調っぽくて変な女だと最初は思っていたが


こう思うとAは案外甘えんぼうなのかもしれない。



Aは俺に色んな気持ちを教えてくれた。



Aと、過ごす中でどんどんAに惹かれていった。




俺にはもうAしかいない。



そう思ってしまうほどにAが好きだ。





A「んっ…」



暫くするとAが目を覚ます。



猗窩座「起きたか」


A「ああ…」



まだ少し眠そうなAを抱き寄せる。




A「猗窩座、」



猗窩座「どうした?」




するとAは少し恥ずかしそうに俺を見つめる。




その顔は何とも言えない色気を帯びていて理性の糸が切れそうになる。




A「少し冷えるから、もう少し強く抱きしめ欲し
い…」



猗窩座「っ、…ならほらもう少し俺に身を寄せろ」






ギュッと抱きしめやるとAは嬉しそうに、少し恥ずかしそうに笑った。





A「私はつい…猗窩座の前だと我儘になってしま
うな…」



猗窩座「そんなこと気にするな。甘えればいい。
その代わり、俺以外にそんな可愛い顔で我儘を
言うな」


A「っ、可愛いって…なんだ」




フイッと下を向いたAは照れているのだろう。




真っ赤になった耳を見て俺は頬を緩めた。

ー95ー→←ー93ー


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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時

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