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A「んっ…」



次に目を覚ました時には夜は明けていた。



隣には猗窩座が眠っていて…



!待って、朝だっ、陽光がっ


A「いっ…」



立ち上がろうとするも腰が痛くて上手く立てない。


A「あ…」


でも大丈夫なようだ。


障子は締め切ってあって陽の光は中には差し込んでいない。



そして辺りを見渡すと


脱ぎ散らかされた私と猗窩座の衣服があった。



そっか…私昨日…



もう一度布団に潜り込んで猗窩座に身を寄せる。





暖かい…。



また瞼が落ちてくる。



しかし


ん…?待てよ……



起きた時、第一声なんて言えばいいんだっ?


ど、どうしよっ…!


恥ずかしくて上手く喋れる気がしないっ……!



えーっと、やっぱり“おはよう”か?


いやしかし、何かこう、もっと…



と、考えていると



猗窩座「何をそんなに焦っているんだ」



猗窩座の声が降ってきた。


思わずバッと猗窩座の顔を見る。




A「あ、猗窩座…」



やばい、顔…熱くなってきた…!



と、思っているとそれも猗窩座に悟られたようで。




猗窩座「何をそんなに恥ずかしがっているんだ?
昨日の夜もっと恥ずかしいことをしただろ
う…?」




耳元で囁かれ耳まで熱くなる。



A「んっ…」




私は猗窩座を抱きしめる。


これ以上赤くなった顔を見られたら恥ずかしくて爆発しそうだ。



猗窩座も私を優しく抱きしめてくれる。



猗窩座「…腰は…大丈夫か?」


A「ちょっと痛いけど…多分大丈夫」



こういうとこまで心配してくれる辺り、猗窩座は本当に紳士だな、とつくづく思う。



昨日の夜も“やめてやらない”なんて言いながらも途中何度か“大丈夫か?”と確認してくれた。



そんなとこも大好きだ。




A「なぁ、猗窩座…今日どうするんだ?」



猗窩座「何がだ…?」



A「いや、ほらもう日が差しているだろう?」




障子の方を指さすと猗窩座は「あ…」と呟く。



猗窩座「いい、今日はお前と過ごす。それに、本当は
ずっとそうしたかった」



A「でも、戻らなくて…大丈夫なのか…?」



猗窩座「あのお方も呼んでいないし大丈夫だ。…それ
よりほら…もっとこっちにこい…」




A「ん…」




猗窩座に包み込まれて私はもう一度目を閉じた。

ー90ー→←ー88ー※


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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時

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