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ー82ー 〜美人の湯〜 ページ34

A「はぁぁ〜…」

蜜璃「気持ちいいわぁ〜!」



身体を洗って湯船に浸かり2人同時に息を着く。



A「暖かい…!至福だなぁ」

蜜璃「お肌もピチピチになりそうね!」



気持ちよさそうにニコニコと笑う蜜璃は絵になる。




ふぅ、と息を着いたところで、私は蜜璃に治療してもらわなければならないことを思い出した。



A「蜜璃、」


蜜璃「?どうしたの?」


A「私のこと治療してくれないか?」


蜜璃「…えっ!?ち、治療!?どこか具合悪いの!?」


A「あ、いや、違うんだ!…その、最近少し…
私、変なんだ…」


蜜璃「変…?」


A「ああ…」



私は胸の内を蜜璃にゆっくりと話す。


A「ある人…(人じゃないけど…)のことを想う
と胸の辺りがドキドキするんだ…。その人に
会ったりしてもドキドキするって言うか…
上手く言えないが……」



そこまで言って蜜璃を見ると蜜璃は頬を赤くして目をキラキラと輝かせている。


蜜璃「Aちゃんっ!それは恋だわ!恋っ!」


A「こ、こい…?魚か?」


蜜璃「そうじゃなくて、だから…そう!Aちゃん
がその方と恋仲になりたいって思ってるっていう
ことなの!」


A「へっ…?恋仲…?」



恋仲なんて私には程遠いものだった。


A「で、でも、そんな…私には…」


蜜璃「Aちゃんはその方のことが1番大切で
一生添い遂げたいと思っているのよ!」




私が…猗窩座を大切に想っていて添い遂げたい…!




その言葉が


心のどこかで埋まらなかった空白にピッタリとはまりこみ、蓋をする。




A「私…好き…なんだ……!」



蜜璃「そうよ!Aちゃんは他の誰でもなく、その
殿方のことが好きなのよ」







ドキン ドキン と胸が高鳴る。



私は猗窩座が好き、大好きだ。




猗窩座と一緒にいたくて


猗窩座と話したくて


猗窩座に触れたくて




猗窩座じゃないと嫌で。



A「私、好きだ」


蜜璃「Aちゃんっ!可愛いわっ!!」



A「へっ」



ムギュっと、蜜璃に抱きしめられる。



A「蜜璃、ここ風呂だっ」



蜜璃はそれでも嬉しそうにして私を離さない。



周りからは少し見られたけれど


まぁいいか、なんて思った。

ー83ー 〜癒しの湯〜→←ー81ー


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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時

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