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ー74ー※ ページ26

それから夜になり猗窩座は姿を現した。


A「猗窩座!」



縁側から降りて猗窩座に駆け寄るとそれよりも早く猗窩座は私を抱きしめた。




猗窩座「大丈夫か?もうしんどくないか?食欲は?」




そう聞いて私を心配そうに見つめる猗窩座に思わず笑みが零れる。



A「大丈夫だ!昨日の夜中も世話を焼いてくれて
いたのだろう?ありがとう!」



ぎゅっと猗窩座を抱きしめ返す。



暖かい、落ち着く匂い。



猗窩座「今日はまだ中にいろ、身体が冷える」



猗窩座は私を抱き上げて屋敷の中に上がる。


そしてゆっくりと私を下ろしてくれた。



“ありがとう猗窩座”、そう言おうとした時だった。




隠「Aさーん!いらっしゃいますか?」


A「!」



玄関の方から隠の人であろう人から呼ばれる。


窓からそっとのぞくと…


A「…隠の人だ…!」



しまった、そう言えば…


アオイが薬を届けるって…!隠の人が来てくれたんだ…!



どうしよう…!隠の人だから猗窩座の気配は感じ取られていないはずだけど…



A「っ、猗窩座ごめん、ちょっと外に…」


と、出ようとすると


A「わっ」


猗窩座に抱き寄せられ口を塞がれる。



猗窩座「待て、鬼狩りの気配がする」


A「!?」



どうやら隠だけでなく鬼殺隊の隊士もいるらしい。



どうしようっ…気づかれたらっ…!


って言うか…!


鼻まで覆われてて…息がっ…!



A「猗窩…座…いっ…き…」


と声を振り絞ると猗窩座は“すまないっ”と手を離してくれる。



A「ハァ…ハァ…」



息を整えていると



A「っ!?」


耳に生暖かい感触が走る。


A「!ばかっ、ちょっ、」


べろりと猗窩座に耳を舐められる。


A「ダメっ、待ってって…」



声…抑えなきゃなのにっ…猗窩座っ…!



隠「Aさーん?…出直すか…」



そこで玄関の戸を叩いていた隠の人は帰って行った。



A「猗窩座っ…もうっ…いいっ…」


猗窩座「待て、まだ鬼狩りは近くにいる…」



猗窩座の吐息が耳にかかる。


ゾクゾクとした感覚が身体に走る。



ダメっ…



離れようとしても猗窩座に腕を回されていて離れられない。



思考回路がおかしくなってきた…!



もうっ…



そこでようやく猗窩座の手が離れた。

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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時

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